2018年1月26日
さて、自動車も寒さに弱い部分があり、代表的なのはバッテリーだと思います。
古くなってくると電気を貯めておく能力が低下して、電気を一番必要とする
エンジン始動時にかからなくなってしまいます。
夏は大丈夫でも冬にダメになることはよくあることです。
約4年使用したバッテリーです。使用状況や性能によって変わってしまいますが
2~3年を目安にして交換をお勧めします。また、バッテリーテスターでチェックして
判断するのも良いと思います。
次は電気繋がりで点火系の要、スパークプラグに移ります。
普通の一般的なプラグですが、矢印の部分が電極になり使っていくうちに
だんだん摩耗してきます。新品はしっかりした角があるのに丸くなっていますよね。
ここまで摩耗すると火花の飛びが弱くなりガソリンを十分に
燃やすことができずパワーがなくなったり、
燃費が下がったりする場合があります。
こちらはイリジウムプラグで火花が強く安定し電極摩耗も少なく
最近の自動車に多く使われています。でも、消耗品なので交換は必要です。
最後にこれ!
ダイレクトイグニッションコイルです。プラグに電気を供給している
大切な役割を果たしています。左が今まで使用したコイルで
右が社外新品コイルです。
この写真は3気筒エンジンで3つの部屋で燃焼しています。
先日寒さが増した頃、突然コイル1つが壊れてしまい2気筒となり
エンジンの振動が大きく前に進まなくなってしまいました。
距離が多く走っていたので上記のイリジウムプラグ3本と
写真左のコイルを交換して問題を解決しました。
季節の変わり目のメンテナンスはしっかりしたほうがベタ~ですね。