2019年1月13日
前橋市よりお越しのお客様のRB1 オデッセイアブソルート。
今回は、サスペンション、ブレーキ廻りのロアアーム、ハブベアリング、スタビリンク、スタビブッシュ、ローター、バッド交換と、Fブレーキキャリパーのオーバーホールと、パワステポンプ、オルタネーター、ウォーターポンプの交換を行いました。
こちらのお車は、当店では数少ない走行距離30万キロオーバーの車両です。
まずは、ブレーキ廻りの作業を行います。
ブレーキローターは、ディクセル PDタイプ。
パッドは、ディクセル ESタイプを選びました。
ブレーキキャリパーを外してピストンを抜き洗浄し、ブーツ、シールなどを交換します。
洗浄したら元の形に組み付け、次にハブ廻りの作業に移ります。
ハブのベアリングとハブASSYをスライディングハンマーを使い取り外します。
おそらく30万キロで最初のハブ取り外しだと思うのですが、めちゃくちゃ固着していました。一日で一週間分の汗をかきました。
スライディングハンマーが歪んだ気がします。
次にロアアームを取り付けサスペンション廻りを元に戻していきます。
ロアアームの写真はありませんでした。
ロアアームを交換すると乗り心地がとても快適になりました。
路面の凹凸でガタガタ異音していたのが、改善されマイルドな乗り心地です。
とても30万キロオーバーには思えません。
サスペンション廻りの作業の最後に、スタビリンクとブッシュを交換します。
スタビリンクはスムーズに交換できますが、ブッシュ交換はスーパーしんどい作業です。
安易に引き受けてしまったのを後悔してます。
この丸っこいブッシュを交換するだけですが、サブフレームをかなり降ろさないと交換できません。
こんな感じについているので、後ろ側のボルトが抜けません。
お正月あけのマッタリ感を完全に吹き飛ばしてくれる作業でした。
あとは、パワステポンプとオルタネーターとウォーターポンプを交換して終了です。
いろいろ苦戦した作業ですが、快適なオデッセイへ復活させることができたと思います。
いつもコクピット前橋をご利用いただき誠にありがとうございます。