2016年9月24日
先日、お客様のエリシオンがエンジンがかからなくなってしまい、お預かりする事になりました。
セルを回してもカチ、カチというだけでエンジン始動しません。
IG ONにするとメーター周りは点灯し、ライトもつきます。
試しに車両のアンダーカバーを外し、下側からセルモーターをコンコンと小突いてセルを回すとグヮン、グヮンとモーターが動きだしました。再度セルを回しても反応ありません。
これはセルがダメだと判断し、リビルトのセルモーターを用意する事にしました。
エリシオンのセルモーターはインテークマニホールドの奥にあるので、なかなか見た目は大変な作業かなと思いましたが、スムーズに作業がすすんだので何とかなりました。
作業内容としましては、まずはバッテリーを外し、エンジンルームのカバー、エアクリーナーボックスを外します。次にインマニを止めているボルト、ナットを5本外し、スロットルボディを止めているボルト、ナットを4本外してインマニからずらし、インマニの下側を固定しているステーを外すと、インマニを外せます。
インマニが外れると奥に見えるセルモーターを脱着できます。
送られてきたリビルトセルモーターは、純正品と形状がちょっと違い端子取り付け部の位置がちょっと変わりますが、無理なく装着できることを確認し作業を進めました。
作業終了後、動作確認して納車させていただきました。
ちょっと前からセルの動きが重いとお客様は感じられていたそうです。
セルモーターがダメになってしまうとエンジン始動できなくなってしまうので、早めの対策をオススメします。