2016年8月6日
今回は、ちょっと珍しい、レガシィ BP型のBLITZENのクラッチ交換を行いました。
ブリッツェンと言うと、BE/BH型の方がイメージが強いですが、BP型も独特な雰囲気です。
今回、お客様がクラッチの繋がりやレスポンスにご不満があり来店されたのですが、なかなか適合品が見つかりませんでした。
その理由は、アプライドA〜D型までは、フライホイールがデュアルマスフライホイールの為、シングルマス用のクラッチは取り付け不可という事でした。
純正だと、肝心のレスポンス等の問題は解決出来ないので(デュアルマスによって耐振動性や静寂性を謳っていますが、重くなりレスポンス悪化の原因になっています)、ご予算の都合に合わせ、やっと見つかったのが、「アールエスタケダ製強化クラッチキット」でした。
なんとか部品も揃い、作業を行い、最後に試運転を行いましたが、
「純正でこのくらいでいいのでは?」
と思うくらい、強化クラッチにしては扱い易いです。
レスポンスも、シングルマスフライホイールに交換したのでお客様も満足されていました。
3枚目の写真が、事の発端のデュアルマスフライホイールです。
フライホイール自体にダンパーが入っているので、とても重量があります。