2016年7月21日
先日、足回りを交換した、KZJ78Wのランクル プラドのタイミングベルトを交換致しました。
こちらの車両は、1KZというディーゼルエンジンで、当時はトヨタ最高傑作ディーゼルとまで言われていたエンジンです。
タイミングベルトは、名前の通りエンジンのクランクとカムを繋いでいて、それぞれのタイミングを合わせているベルトになります。
基本的に、タイミングベルトは10年10万km毎の交換を推奨されています。
タイミングベルトが切れると、エンジンが壊れる可能性があるので、メーカー推奨の交換時期を守って交換しましょう。
作業的には結構手順が多いので、お時間を頂くものがほとんどなのですが、こちらのプラドの1KZエンジンは、燃料噴射ポンプとカムシャフトを繋いでいるだけなので、比較的簡単に交換出来ます。
写真の通り、周りの物は外さず、ベルトカバーを外せばもうタイミングベルトが外せます。
ただ、簡単だからといって、タイミングを合わせるときに、クランクでなくカムを直接回すと、カムシャフトが折れるエンジンもありますので、回す時だけはクランクシャフトを回します。
車種によって工賃が変わりますので、気になられた方、ご来店お待ちしております。