2015年5月12日
フェアレディZ VQ35DEエンジンのヘッドカバーガスケットの交換中です。
VQ35DEエンジンの場合、ボンネットを開けてもヘッドカバーは見えないので、ひたすらインテーク周りを外していきます。
サージタンクには、スロットル冷却用のウォーターホースもあるので、冷却水が出てこないようにクランプで線をしておきます。
メインハーネスが邪魔だったり、ボルトの数も多く、ヘッドカバーまでたどり着いても、ヘッドカバーを外すのに知恵の輪だったりと、結構大掛かりな作業です。
今回はプラグホールからもオイルにじみがあったのですが、VQ35エンジンはプラグホールガスケット単体での部品設定がありません。
ヘッドカバーアッセンブリーでの供給となってしまい、お値段も両側で¥50,000を超えます。しかも、今回は部品欠品中・・・。
なので、今回は液体ガスケットにて応急処置とします。
プラグホールのオイルにじみは、エンジン失火の原因となりますので、加速不良や始動性の悪化等症状のある方は点検してみましょう。
整備性は決して良いわけではありませんが、VQ35、さすが日産が世界に誇るエンジンです。
音も加速も良く、まさにスポーツカーのエンジンです。