2018年7月10日
足廻りの交換を行い、
慣らし運転(足廻り交換後200km走行)が終わったので
仕上げのアライメント調整を実施したクルマをご紹介します。
まずはMR2から。
オリジナルを尊重して純正の足廻りをリフレッシュしました。
トヨタのライトウエイトスポーツカーとして
人気のあったモデルです。
若い頃ジムカーナをやっていた時、MR2の機敏な動きに
感動した記憶が心に残っています。
前と後ろのトゥが調整できます。この状態はハンドルセンター
がずれているだけでなく、タイヤが引きずった状態で転がる為、
タイヤの内側が摩耗しやすくなります。
トゥを全て基準値に合わせてアライメント終了です。
次はデイズルークスです。
先日TEINの車高調とクスコのラテラルロッドを取付しました。
推奨車高で程よい下がり方がお客様も気に入った様子なので
このままの車高でアライメントとなりました。
基本前側のトゥが調整できます。
この足廻りの形状は車高を下げるとトゥがアウトに開いてしまいます。
左右均等に開いているためハンドルセンターのズレはなく
まっすぐ走るのでアライメントは必要ではないと
勘違いされてしまいますが、実際測定するとこんなに狂っています。
見た目では分からない狂いでもタイヤは正直に反応します
(この場合は内減り方向へ)。
しっかり調整して安心・安全なカーライフを満喫して下さい。