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タイヤの残溝ってわかりづらいかも?

2018年9月7日

おはようございます。

先日「タイヤの溝ってまだ大丈夫ですか?」と聞かれまして、測定してみました。

お客様としては

「スリップサインが出てれば、自分でもわかるんだけど、

 そこまでいったら結局、限界ってことですよね?

 実際に限界の1.6mmの残り溝になってしまったら危険度が増すっていう事だから、

 そこまでいかなくても危ない領域ってどの辺なのかを知っておきたくて!」

というご質問だったのです。

 

一般道路、高速道路、雨の日、晴れの日、暑い日、寒い日・・・など

状況は刻々と変わっていくのに、一般車両はシーズン中ずーーっと同じタイヤですし

確かに残溝1.6mm(スリップサイン)になるのは交換時期を示すのが一般的ですので

通常そこまでは使っていても大丈夫・・・とは言えないのが現状かも知れません。

私も気になるご質問でしたので、検証してみました。

まずは見た目から・・・。

 

 

はたして、これはそれぞれ何mmなのでしょうね?

デプスゲージを使い、計ってみました。

内側、外側で減り方が違うので、

まずは一番外側から。

 

 

3.0mmでした。

次は真ん中です。

 

 

真ん中はまあまあありまして3.7mmでしたね。

最後に内側です。

ここは案外減っていました。

 

 

画像ですが、この場所の残溝ではなく一番内側の縦溝のところを測ってから、

デプスゲージを手前に持ってきて撮影した画像ですので、一番内側ではありません。すいません。

それでも1.8mm。やはり内側はそろそろですね。

外側や真ん中は案外あるのに内側は倍減っているので、それで気にされていたそうです。

 

車両は日産の某スポーツカーで、測ったのはリヤタイヤですが、

そういったセッティングが施してあり、アライメントが狂っているわけではありませんでした。

そういう仕様なのですね。

確かにここまで減ってきてしまうと、性能はどうなのかな?と思います。

今回確認した結果ですが、まずはこのまま乗っていて頂き、

リヤの内側の限界点を探りながら時期をみてタイヤを交換することになりました。

多分来年との事でした。

内側は急ブレーキなどが多いとかなり負担がかかりますし

減ってくると、溝に流れる風が少なくなるため熱を持ちやすいので減りのスピードも加速します。

ですので、いままでのペースで減っていくか?といいますと

そうでもなく、ペースはどんどん早くなっていって危ないのですね。

 

全体的にはまだ使える感じはありますが、出来れば全体的な溝は平均していた方がベストです。

どこかが減ってしまっていた場合には、もったいなくても早めに交換したほうが安全面においては断然に良い!

という内容をお客様にお伝えして、ご納得して頂きました。

 

こういった溝の測定や全体的な診断などは全て無料ですので、

「大丈夫かな??」と思った時や、遠出をするとき、人を沢山乗せるときなどは

ちょっと専門店に寄って頂き、診断してもらってください。

 

聞いたら、買わせられるんじゃないか?ということも言われる方も少なくありません。

でもそんなことはなく、より安全・安心にそのまま走れるかどうか? を専門家に聞いていただくだけで

楽しいレジャーになればと思っております。

お気軽にお声をかけてくださいね。

 

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