2020年12月1日
日産/E12 ノート NISMO S
当店でも問い合わせの多い、純正サスペンションの乗り心地が硬すぎる案件。。。
こちらのオーナー様も純正サスペンションの乗り心地が硬く、
乗り心地の改善にタイヤを交換してみたり・・・
タイヤ空気圧を10kpa下げてみたり・・・
いろいろと改善策を試みたものの、満足いく乗り心地にはならず。。。
WEBで他の改善策を検索してみると、当店の施工事例がHITし、
WEBに掲載している沢山の車両の足回りの交換実績などから
わざわざ箱根からご来店頂きました☆
乗り心地の改善の為にご用意したのは・・・
TEIN製 ストリートアドバンス Z
でございます☆
NISMO純正のサスペンションよりもソフトな味付けになっており、
街乗りではゴツゴツ感や跳ねる感じが無くなり、
柔らかすぎず、硬すぎずの快適な乗り心地を実現してくれる車高調なんです☆
減衰力16段調整機能付きなので、オーナー様お好みで乗り心地のセッティングが可能です♪
ただ、
車高調整範囲でMAXで上げても、車高はノーマルよりも下がってしまうので、
「車高は下げたくない」という方にはお勧めはできませんのでご了承を。。。
すでに16000kmを走行されていたので、
アッパーマウントやスラストベアリングなど、
車高調に組み付ける為に必要な純正サポート部品は全て新品に交換します!!!
NISMO専用エアロバンパーのおかげで車高は低く見えますが
これがノーマルの車高です。
さっそく作業に取り掛かっていきます!!!
E12ノートは何十台も足回りを交換してきたのでお手の物です♪
まずはフロントから着手していきます!!!
アッパーマウント・スラストベアリングなど
新品の純正サポート部品を車高調に組み込みました!!!
足回りの組み付け時は1G状態にして組み付けます!!
これで取り付け位置が左右で均等になり、
ボルトナットの締め付け時も、ボルトナットに負担を軽減しながら
しっかりと締め付けが行えます!!!
サクサクっとフロントの取り付け完成です☆
続いてはリアに取り掛かります!!
ブレーキホースやABSホースの配管に注意していきながら
純正サスペンションを取り外していきます!!!
リアのアッパーマウントブッシュは純正を使用するのですが、
ただ、ブッシュは車重を常に支えているので潰れてきます。
なので、新品のアッパーマウントブッシュに交換しました☆
乗り心地の改善の為に、足回り交換と同時施工をする
1Gでの締め直し
を行います。
ローダウンによってサスペンションアームのブッシュにネジレが発生します。
そのネジレが、サスペンションアームの可動領域を少なくし、
アームそのものの動きを制限してしまう為に、
段差や路面の凹凸をこえる際に、ゴツゴツとした乗り心地になってしまいます。。。
そこで!!!
計算したローダウンした状態までサスペンションアームを持ち上げ
トーションビームの根元のブッシュを締め直します!!!
1G状態で各ボルト・ナットを締め付け、
リアも完成です☆
ローダウンしたら必須メニューの
4輪アライメント調整
でございます☆
フロントキャンバーの左右差が出ないように組み付けたおかげで
今回もほぼほぼキャンバーの左右差はなくバッチリでした♪
完成したE12 ノートNISMO S。
車高はノーマルよりも25mmダウンにてセッティングいたしました☆
ノートNISMO Sは中央部に専用ボディー補強パーツがついており
ローダウンすると補強パーツが擦りやすくなってしまうのですが、
25mmダウンであれば、ちょっと気を付けていただければOKです!!!
今回取り付けたストリートアドバンス Zは
減衰力16段調整が備わっております。
メーカー推奨の減衰力ではブヨンブヨンで、決して乗り心地が良いとは言えません。
オーナー様がご満足いく乗り心地にする為に何度も何度も試乗を行いながら
ベストな減衰力セッティングに調整いたしました~☆
これにてE12ノートNISMO Sの乗り心地改善は終了です☆
オーナー様もローダウンした愛車の姿に
「やっぱローダウンするとイイっすね~♪」とご満悦♪
さらに!! 肝心の乗り心地に関しても・・・
「めちゃくちゃ乗り心地イイですよ~♪」
と、すべてにおいて大満足頂けました~☆
さらにオーナー様から追加のパーツのオーダーも頂きました♪
また取り付け次第、WEBに掲載いたしますのでお楽しみに~☆