2018年7月11日
とうとう仕上げの日に来ました。
毎日少しずつの作業なので、本当は一気に仕上げたい・・・とスタッフがこぼしていましたが
とうとうラストスパートとなりました。
しかーーし、そんな時に「あれ?バンパー付かないじゃん!」ということがありました。
それはエアバッグセンサーの左右のブラケットがぶつかってはまらないのです。
最初、オーナーさんがトラストさんを選ぶまえに、各メーカーを調べたそうです。
それは、導風板付きのオイルクーラーはフォグランプ付きはNGということ。
当初「なぜ?」と聞いても各メーカーさんわからなかったらしいのですが、
このブラケットでさえ当たるので、フォグランプなんで絶対NGですよね。
またサーキットスペックはNGでサーキットスペックでないのは大丈夫・・・というのも
この導風板の有り、無しで逃げが全然ちがうので、それで各メーカーは
NGを出していたことが分かりました。
ただ、トラストさんは、実は当初「当社のオイルクーラーはフォグランプ付いていても大丈夫です」と
言っておりました。
なので、どっちにしてもフォグランプは無いし、ただ、ブラケットでフタがしてあって、
その裏にはエアバッグのセンサーがついているぐらいだから、大丈夫だろう・・と思って
トラストさんにしたのですね。
そうしましたら、このブラケットをとって、エアバッグセンサーをどこかにまとめればOK///
すなわち、フォグランプを取って取り付け・・・と同じことになったので
やはりトラストさんのオイルクーラーサーキットスペックも、他のメーカーさんと同じ・・ということが
わかりました。
結果、バンパーのフォグの部分がガラーーンと開き、また、センターダクトの両端も2cmぐらい広くなって
導板板にはいる風の量はかなり多くなるので、クーリング効果は絶大となりますね。
ちなみにこのエアバッグセンサーは室内のではないそうで、
ポップアップエンジンフードのエアバッグのセンサーでした。
事故った時、人をはねてしまったときにエンジンフードのガラス側の両端にあるエアバッグが膨らみ
人間がガラスに当たってダメージ大・・を少なくしてくれる、相手に優しいエアバッグですね。
そのセンサーでした。
このセンサーをブラケット無しで移動し、ブラケットは外してバンパーを空洞にして取り付けて完成となりました。
エンジンもかけて、ジョイントのオイル漏れはなく、また今回はオイルは交換せず補充しましたが、1.3リッター追加となりました。1リッターぐらいかな?と思いましたが、やはり多めに入ってしまいましたね。
今後はバンパーを取り付けて、実走し、圧力や温度を上げて漏れや干渉を点検し
納車の運びとなって参ります。
実走してからの結果報告はまたいたしますね。
ちなみに、ウォッシャータンクはこんな感じに・・・
カバーに穴をあけて、ゴムキャップをつけて、タンク兼バッグのふたには取っ手をつけてみました。
では、また。
毎日暑いので試乗後のインプレッションが楽しみです。