2021年7月6日
日産 スカイライン V36
今回が初来店となりましたV36のオーナー様。
枠組み的には
高級セダン
の部類の車種でございますが、オーナー様は若め。
なかなか渋い車種チョイスであるなと思っておりました。
「あの…この車でローダウンとかをしてみたいのですが…??」
おぉっ!!!
ローダウンですか??祝! 全然出来ますよ♪
どんな感じにしたいとか希望は有るんですか?
もしくは
雑誌や画像とか?
「いえ、特には無いんですけど、色々見ていてやってみたいなと思って」
なるほど。
因みにV36は最近購入されたんですか?
「いや、親から譲り受けたんです」
えっ!!!汗
こんな車が貰えるんですか???汗
どうすればそのシステム味わえるんですかね???笑 いやぁ~羨ましい限りですよ♪
じゃぁこのV36は タダ ¥0 って事ですか?
「え、えぇ…まぁそうなります」
いやぁ~…マジですかぁ~…。凄いなぁ!!
外装もかなり綺麗ですよね?? 相当大事に乗られていたんじゃないですか??
「その様ですね!ずっと行きつけのディーラーに出していたみたいです」
じゃぁコンディションも良さそうですね♪
距離って、今はどれ位なんですか??
「もうすぐ160000キロです」
!!!!????驚
16万ですか??? この状態で??? 16万キロ???
エンジンの音も静かだし、やっぱりコンディションは滅茶苦茶良さそうですね♪
ところでローダウンと言う事でしたが、やはり私的には・・・
この・・・
タイヤ と・・・
フェンダー の・・・
クリアランス (隙間) が気になるんですよねぇ~何よりこれを無くしたい!!!
だって、車が腰高に見えちゃうんですよねぇ~。。。
「そうです!!!それが気になっていて、車高を落としてみたかったんです♪」
おぉっ!!!! 意見一致ですね!?笑
車は BIGセダン で 外装は綺麗 なので、このまま落とせばシックで格好良いですよぉ~
と言う事でご用意させて頂いた商品は!?
TEIN FLEX-Z 車高調
でございます♪
お勧めの足回りは数あれど、今回が初めてのカスタム!!!
何より
安価グレードと侮れない現代の車高調でございます。
そして
ライトドレスアップカスタムであれば十二分に仕事してくれる足だと思います。
車高調整機構 = 全長調整式
減衰力機構 = 有り
アッパーマウント = フルキット品
で、
あの価格!!!!驚
驚愕でしかありませんよ!!!
早速、お預かりし、作業へと取り掛かります!
① 車高調取付
② 車高調整
③ 光軸調整
④ 4輪アライメント調整
以上の4点を承りました♪
いつも通りに楽なリアから始めます!!!笑
V36のリアショックは外付けですので、足回り交換作業は皆外から実施!
ありがちな セダン=ラゲッジ分解or後席外し が無いのです♪ウキッ
な~の~で~
リフトアップしショックを抜き取り、、、、、、
ロアアームを外してスプリングを取り出せば全摘終了!
そしてTEIN FLEX Zを取り付ければ終了です。
とりあえずは様子見と言う事で、車高設定はメーカー基準値のまま取り付け。
ショックとサスが別体式(バラバラ)の場合は車高調整の度にロアアームを外し、
アジャスターを取り外す必要があるので、そこは簡単ではありません。。。。。汗!
リア周り着手ついでに光軸調整の準備を進めます!
CUSCO オートレベライザーアジャストロッド B
を使用します!
純正のオートレベライザーロッドと交換するだけで完結!
後程、車高が決まった状態で調整式ロッドの長さ調節をする事で光軸の上げ下げが可能に♪
オートレベライザー
すなわち
自動光軸調整機構
元来は、人や荷物でウィリー状態になった際にCPUが判断しヘッドライトがHi化しない様
自動で下げるシステム。。。。車体の浮き沈みに反応します。
純正は固定ロッドですが、社外品は車高調同様にネジによる長さの調整機構が備わっており
伸ばしたり、縮めたりで、車高が変化した=光軸を動かす様CPUに働きかける事が出来る様になります♪
ハイテクを利用した商品ですね!
お次はフロント作業。
それ相応のヤレは見えますものの、致命的な破損等は見受けられない車輛。。。。
16万走ってこれはやはり凄い!
高速ランナーだっかのかもしれませんね。
外した純正足回りとTEIN FLEX-Z
圧倒的なバネ長の差がありますね。
どの車輛でも同じ事が言えますが、本当にこげに小さくなってまって大丈夫???
大丈夫なんですねぇ~これが!
バネが短く小さくなる分、バネレート(バネの硬さ) は比じゃない程上がります!!
短く小さいけれど、純正のバネより 力持ち なんです♪
フロント取付作業も、サクッと完了!
リアにも言える事ですが、組み込み時は仮想1Gでの組み込みを実施。
固定ボルト&ナット等の遊びを無くした状態で車体へお取り付け♪
この施工は当店では足回り交換時において最低限作業です。
この様な細かな部分まで、当HPでご覧頂きV36オーナー様は当店へご来店頂きました!
外した手順の逆再生で取付完了!
この後タイヤを取付し1度試走。
PITへ戻り車高測定。
個体差の帳尻合わせ+理想追及+減衰力 での再調整を繰り返し実施☆
車高等が決まったら、
光軸調整を実施。
作業としては車高調取り付けで下がった分を元の高さに戻す!!!
施工前にPITの壁にカットラインに合わせて張り付けた目印の位置まで上げます☆
色々決まりましたら
最終仕上げにて
4輪アライメント調整
を施します!
4つのタイヤの転がる方向を決める作業。
ローダウン時においては
車高ダウン=トー角/アウト振 キャンバー角/ネガティブ振
と車の足回り構造上必ずと言って良いほど同様の動きを見せます。
よって
その後の補正が 必須作業 となる訳です♪
当店においては、ローダウン関係無く定期的な施工を推奨しております。
ノーマル = 純正 のままの車輛でも、数値は動くものです!
人体同様に個体差故色々な癖もあり、使用環境の違いもあります。
接地角補正後更に試走させて頂きまして
車の芯が出ている事を確認し、施工は完了!!!!!
どうです???
どうでしょう????笑
隙間も埋まって全体像としてはコジンマリしましたが
トータルでは纏まりが出て、格好良くなりましたよね???
当初の浮き上がった感じが無くなり
ボディーとタイヤの一体感☆☆☆
これぞ!
正しく
ローダウンの妙技!!!!!!!
笑
共に気になっていたタイヤとフェンダーのクリアランスも埋まりました!
当然、車検に通る車高にて調整させて頂きました。
ちゃんとルールが有るんです!
落としても許される範囲が。道交法によって!
その中であれば、オーナー様の好きな様に変幻自在でございます。
減衰力調整ついては・・・・
フロントはボンネット内
リアはタイヤ裏側
リアはご自身では触りにくい場所に備わっているので、当店で何時でも実施致します!
フロントはご自身の気分次第で何時でも調整可能♪
そして
待ち焦がれたオーナー様への引き渡し!
「おぉ~っ!!!!格好良いぃ~!!!笑」
喜んで頂けて何よりです☆
納車時のオーナー様の笑顔が何よりも嬉しいモノです。
今回チョイスして頂いた TEIN FLEX-Z はストリート重視の車高調です!
ストリート = 乗り心地
と言う意味です!
その中においても減衰力調整機構が有るおかげで、乗り味の味変も可能♪
硬め も 柔め も好み次第!
*注意
ローダウンにより車体下部全周に渡り、地面との距離が近くなります。
すなわち摺りやすく、ぶつけやすくなるという弊害が伴いますので、
慣れるまでの運転にはくれぐれもご注意願います!
TEIN キャンペーン 開催中です!!!
詳しくは、HP内キャンペーン案内→ https://www.cockpit.co.jp/shop/asao/sale/