2020年8月19日
トヨタ/NZE161 カローラフィールダー
「フニャフニャな足回りをどうにかしたい!!」
とのお悩みを抱えていたオーナー様。
WEBで同じ車両の足回り交換事例を探していた所、当店での車高調の取り付け事例を発見され、
「昔からあるコクピットだったら安心して任せられる!!」
と八王子からご来店頂きました☆
カローラフィールダーはワゴン車。
なので車高も高く、純正サスペンションは柔らかめの味付け。。。
しかも!
走行距離はまだ10000km未満なのに、
リアショックのヘタリが早いのか、車高はどんどんリア下がりの状態に。。。
オーナー様は「硬めの味付けのサスペンションが好み!」
という事で、オーナー様のご希望に応えるべくチョイスしたのは・・・
CUSCO ストリートZERO
でございます☆
本来であれば、前後の減衰力が調整出来るモデルが良かったのですが
各メーカーの車高調が減衰力の調整機能がないモデルばかり。。。
その中でやや硬めな味付けなCUSCOにしました!!
走行距離的にアッパーマウントはそのまま使用しますが、
スラストベアリングだけはステアリングを切った時や、段差の乗り越えで異音が出やすいので
新品を用意しました!!
なんと!
バンプラバー、スプリングシート、スラストベアリングが一体物に。。。
スラストベアリングだけを外し、車高調に組み付けていきます!!
バンプラバーやスプリングシートは不要なのでポイです。
さっそく作業に取り掛かっていきます!
足回り構造は、F=ストラット式。 R=トーションビーム式。
このタイプは数えきれない程の作業ををしてきたのでお手の物です♪
まずはフロントから!!
ほぼ新車といっても過言ではないので、ボルト・ナットもすんなりと外せそうです☆
最近の車高調は乗り心地や異音の対策の為に
直巻きスプリングではなく、樽型スプリングを採用しているメーカーが多いです。
個人の好みになってきますが・・・
直巻きスプリングの方がバネレート変更などセッティングの自由度もありますし、
ハンドリングのダイレクト感などあって好きなんですけどね~。。。
フロントの完成画像を撮り忘れてしまいましたが、サクサクっと取り付けました~☆
続いてはリアに取り掛かっていきます!!
最近は1人っきりで作業をやっているので作業中の画像がないのですが・・・
今回は店長に作業をしている所を隠し撮りをされちゃいました。笑
ちなみにこの画像は純正ショックを外している最中の画像です!
フロント同様にサクサクっとリアの足回りも外しました!!
リアのアッパーマウントはスプリングシートのヘタリも無いのでそのまま再使用します!!
リアもサクサクっと組み上げました~☆
リアは14段の減衰力調整がついているので、
オーナー様のお好みでセッティングも可能です!!
組み付け後の試乗チェックを行い、
オーナー様のご要望でもある前下がり気味の車高に車高調整をして
足回りの最終仕上げとなる
4輪アライメント調整
でございます☆
FF特有のドライビングが楽しめるように、
キャンバーはストラット部分でネガキャンが付くようにして、
トーは若干のアウト気味にしてセッティングしました☆
完成したカローラフィールダーがコチラ!!
カメラマンの腕の問題で分かりづらいと思いますが・・・
車高はフロントをリアより3mm下げた「前下がり」にしてます!
純正のフニャフニャ感は無くなり、
リアの減衰力調整で、アクセルON時のフロントリフトを抑えこみ、
フロント荷重をかければ、175のタイヤサイズでもしっかりとハンドリングを楽しめる
カローラフィールダーに仕上がりました~☆
後日、足回りの増し締め点検にご来店された際に仕上がりを聞いてみると・・・
「バネレートが低いから柔らかいけど、イイ感じに仕上がってるよ~♪」
「大手量販店だとここまでには出来ないだろうから、コクピットさんにお願いして良かったよ♪」
と、100点満点の点数を頂けました~☆
ぜひ足回りや、オーディオカスタマイズなど
愛車のカスタマイズをご希望の方は、お気軽に当店へご相談下さい☆