100系マークⅡの足回りメンテナンス☆

タイヤの偏摩耗の相談で入庫した

トヨタ/100系マークⅡ

もう10年以上コクピットをご利用頂いているオーナー様です！

タイヤの状態を見てみると

タイヤには過度なトーインによるフェザーエッジ摩耗の症状が。。。

原因を探るためにリフトアップし、

足回りを確認してみると・・・

トヨタのセダン系に使われているダブルウィッシュボーンのウィークポイントの

トラブルによるものでした。。。

 

 

さっそく部品イラストを手配し、

ご用意した足回り部品は

テンションロッド

タイロッドエンド

ナックル

の３点でございます☆

この3点はノーマル車でもトラブルが出やすい部分です。

私も以前に90クレスタに乗っている時にガタツキがでて

交換経験があります！

 

 

まずは交換前の状態から！

パッと見はなんにも問題なさそうですが。。。

 

 

ナックルのボールジョイントや

タイロッドエンドのボールジョイントからは

グリス漏れが。。。

 

 

このテンションロッドは

ブッシュがすぐに切れやすく

ハンドリングやブレーキング時の挙動に影響がでる所！

 

 

このブッシュ切れは

アライメントのズレにも影響してきます。

 

 

タイロッドエンドは

長年の使用や、ハードな使用によって

ボールジョイントの遊びが大きくなります！

 

 

外したボールジョイントは

手でスコスコ動くほど

遊びが大きくなっていました。。。

 

 

なぜかトヨタでリコールにならないナックル。。。

このナックルのボールジョイントのガタツキがでやすく

段差などで「ゴトゴト」いっていたら

もうボールジョイントの末期症状です。。。

 

 

今回のマークⅡは末期症状までではありませんでしたが

遊びは大きくなっていました。。。汗

 

 

・テンションロッド

・タイロッドエンド

・ナックル

の交換が終了です！！

 

 

ブッシュ・ボールジョイントが新品になったので

ステアリングの応答性やブレーキング時の安定など

今回の相談内容でもあった

タイヤの偏摩耗の抑制にもなります☆

 

 

サスペンション部品を交換したら

4輪アライメント調整をしなくては

意味がありません！！

ローダウン車で100系の場合は

私オススメのオリヂナルセッティングにて

4輪アライメント調整をさせて頂きました～☆

 

 

まだこの年式で100000kmしか走行していない

100系マークⅡ

もう新車で購入することは出来ません。。。泣

大切な愛車を大事に乗り続けていくには

メンテナンスしかありません！！

メンテナンスをし続けてあげるには、それなりに費用がかかってしまいますが

大事に乗られるのであれば

それがオーナー様の使命ですよ☆

 

 

昨年よりサスペンション関係の

メンテナンスやリフレッシュでの入庫が増えてきています。

「走行中に車がフラフラする」

「段差の乗り越えでステアリングが取られる」

「車高が以前より下がった」

などなどの症状は

サスペンションのメンテナンスやリフレッシュが必要です！

自分の愛車のチェックなどご希望の方は

お気軽に当店にご来店下さい♪