2018年8月9日
おはようございます。
今日はタイミングベルトのお話です。
すごーーい昔はベルトではなくロッドで動いていたのですが
カムになり、ツインカムになり・・・と進化していった時に
このタイミングベルトとなってきました。
このクランクとカムをぜったいずれないタイミングにして、バルブを押し出したりすることで、ピストンがぶつからないで、燃焼し続けるんです。
このクランクとカムとバルブのナイスコンビネーションを見て、大昔ミシンが出来たそうなんですね。
ミシンも糸がからまったり、針がすぐ折れたりしていたんですが
この方式で、針を刺したときにナイスなタイミングでプレートが引っ込んで
針が折れなくなったそうなんです。
車もこのタイミングベルトが切れたり、ずれたりすると
バルブが引っ込む前にピストンが上がってきて、ぽっきり折れて
エンジン内部がめちゃくちゃになって、一説には0.03秒でコンロッドがエンジンを突き破るのだそうです。
私も映像を見たことがありますが、あっという間でブローです。
普通の道路でそうなってしまうので、このタイミングベルト方式で動いているエンジン(車)は
10万km未満に一度
もしくは10年に一度は必ず交換しなければいけないクルマが多いようです。
(輸入車は交換タームがもっと早い場合もありますね)
なかにはタイミングチェーンというのもあるので、よくご確認くださいね。
良い車を長持ちさせてもらって、良いカーライフを送って頂きたいと
心から思っております。
タイヤと同じゴム製品で、劣化すると事故につながることもある大事なパーツですので!!