2020年1月29日
今回は200系ハイエースの足回り交換です!
「今度納車されるからローダウンしたいんです」とオーナー様からご相談がありました。
ハイエースは1.5インチのローダウンでも、スーパーGLなどのグレードだと
リアの内装分が計算されていない車両寸法で図られていて
車検証に記載されている寸法よりも車高が下がっているケースが多く
1.5インチのローダウンで記載寸法よりも40mm以上下がってしまう車両が。。。
なので、
ほとんどの車両が1.5インチの車検対応のローダウンでも構造変更をしなくてはなりません。
「んじゃあ、車両登録前にやれば大丈夫だよね?」
そうですね!ローダウンしてから登録すれば大丈夫ですね!
「それなら1回ディーラーに相談してみるわ!」
ディーラーさんも登録前に「当店に持ち込むのはOK!」という事で
当店に未登録者のハイエースが入庫した次第でございます☆
今回ご用意したのは・・・
200系ハイエースやE26キャラバンなどのカスタムパーツを製造している
リムコーポレーションで統一しました!!
・ショック→RS7000MT
・ブロック→1.5インチダウン
・バンプストッパー
・オートレベリング補正キット
という内容でございます☆
トヨタの製造工場から出来上がってきたばかりの
ホヤホヤピカピカの未登録車のハイエース。
当店には正確に高さを測れる機械がないので実寸地は測れないですが
1.5インチだと約38mmダウンになりますが、
40mm以下になると構造変更が必要となります。
わずか2mmしか余裕はないんです。。。
やはりローダウンしないと、いくらスーパーGLだからと言っても
見た目がね~。。。
リアはブロックを入れてローダウンしますが、
フロントはトーションバーを緩めてローダウンさせていきます!
トーションバーを緩める=スプリングのテンションが無くなる
という機構なので、
走りやローダウン量に応じてトーションバーを強化タイプに交換しますが
今回チョイスしたショックは
リムコーポレーションが拘りに拘りって製作依頼した
ランチョ製のRS7000MTをオリジナルの味付けを施したショック!!
2.0インチまでなら純正トーションバーでもイケちゃうんです!!
乗り心地や走りもバツグンです☆
ディーラー様の納車前の登録やオプション品の取り付けがある為
一気に仕上げてしまったので作業後の画像になりますが
ショックはノーマルと比べ物にならないほど太くなり
沢山の積み荷を積んでも安定感はイイ感じです☆
純正LEDやHIDヘッドライト装着車はオートレベリング機構が備わっており
ローダウンするとライトの光軸が下がってしまいます。
光軸が下がったままだと前方の視認性が悪くなってしいます。。
でも!
この補正キットを装着すれば下がってしまった光軸を調整出来るので
ローダウン車にはオススメのアイテムです☆
フロントも完成です!
ショック+バンプストップ+リバンプストップは
まさに三種の神器!
ショックやバンプストップはそのままでローダウンした場合は
リーズナブルにローダウンが可能ですが、
ゴンゴンと硬いバンプラバーにタッチしまくって乗り心地は最悪です。。。
乗り心地や走りを考えれば三種の神器はマストアイテムです☆
すべての作業が完了し、
足回りの交換の最終仕上げとなる
4輪アライメント調整
でございます☆
ハイエースの場合はリアはホーシングなので調整機能は備わっていませんが
フロントはキャンバー、キャスター、トーのフル調整☆
このセッティング次第で大きく走行性能やタイヤの摩耗の仕方も変わってくるので
コクピットオリヂナルのセッティングにて調整しました☆
ナンバー無しなので試乗も出来ませんが
当店のPITの出し入れの段階で乗り心地などフィーリングは良さそう♪
なんとかディーラーさんの納期に間に合って良かったです!
ハイエースのローダウンは問い合わせも多いのですが
ぜひお客様にお願いがあります。
ハイエースのローダウンするにあたっては
沢山のメーカーがハイエース用のパーツをラインナップしており
お客様のご要望に合わせたメーカーやアイテムのご提案をさせて頂くので
お電話ではなく、直接、店舗の方にご来店をお願い致します。