2018年4月9日
日産/シルビア
カスタマイズカーにも掲載させて頂いているオーナー様の車両。
先日のVITZ同様に、こちらの車両も車高調をO/Hに出しておりました!
出荷してから、早1ヶ月半程。
戻ってきたので、早速取り付け作業+αでございます♪
装着していたのは・・・ Aragosta 車高調!!!
第2世代のメルヴェ スプリング仕様です♪
実は、車検で年明けにお預かりしておりました際の仕上げの試走で発覚!!!
左フロントよりバンプ時のえげつない金属音!!!!!!
ショックが底付いている音でした。
他の音には決して混ざる事の無い、弩級に激しい金属音♪
オーナー様に確認してもらうと・・・「えっ!これは前からだったような…異常なんですか?」
異常ですとも!!!!
流石のS15シルビア。。。。
決して快適な車では無いですし、仕様もそちら方向ではありませんので・・・
オーナーとしては、気にならない状態でした!
ショックこそ、オイル漏れ症状は有りませんでしたが・・・
改めて覗いてみると、緩衝材はボロッボロ・・・・・汗
使用距離こそたいした事は無いですが、装着年数は7年程!!!
車の使用用途の8割はサーキット走行用!!!
そりゃぁくたびれますね。。。
腹を決め、メーカー送りでO/H決定です!
それから・・・かれこれ1ヵ月半。。。
O/Hより戻ってきましたので、取り付け作業です!!!
今回の車両は、代用の車高調を持っていて
送る日に付け替えを行いましたので、本日入庫も自走にて入庫されました。
帰って来た車高調!!!!
新品かの如くピッカピカです♪
施工内容は・・・
ショック×4本交換、サポート部品全交換。
サポート部品であるゴム製品は全て新品に♪
ガスの入れ替えどころか・・・カートリッジそのものを新品へ交換しました!!
何故なら…
分解した結果、アラゴスタの見解は、
「あまりに酷い状態!!! O/Hするよりショック毎交換した方が安上がりです」
との回答。
よって・・・
この車高調…
バネはメルヴェ(第2世代)ですが…
ショックは(第3世代)に変更なんです♪
流石に良いお値段しましたが・・・
改めて買いなおすまででは全然無いのでお得です☆
シルビアへの車高調取り付け。
もう…
何台やったでしょうか…
サクサクッと終了です☆
ここからが・・・
今回の+α の部分です!
ご存知の方も多いかと思いますが・・・
S15のリアショックトップは室内にいます。
って事は、減衰力調整は室内!
かつ、ラゲッジボードの中! というか下!
なので、大半の車高調は延長ケーブルが付属。
ボードよりピョコッと顔を出し、調整です。。。
が・・・・・
Aragostaの延長ケーブルは長さが微妙で・・・ダイヤル部分がリアガラスに干渉しがち!!
走ってる最中にカチャガチャうるさい!!!
オーナー様も応急処置として、当たりそうな部分のガラス側にゴム板を貼る等して対策。
でも、うるさい!!!
「どうにかして!」
と言われたので、どうにかしちゃいます☆
色々考えた結果・・・
上からが一番やり易いので
ボードをカットし、手の入るスペースを確保。
まずは、これでケーブルは必要無し。
直で回せるので、感触も分かりやすい!
けど、見えっぱなしは格好悪いね。
って事で、蓋作成♪
背もたれ側には、マジックテープを貼り付け。離脱着可能なように!!(上記画像下側矢印)
奥側がパカパカしてしまうので対策しました!
ボード側裏にステンレスの板を固定。(上記画像上側矢印)
そこへ乗せれば、上下でパカパカしない!!!
でも乗せるだけだと、左右にガタガタしちゃう!!!
対策立案!
被せる蓋側に、クッション材でガイドを作成♪(下記画像上側矢印)
赤い四角がボード側のステンレス材がはまる部分。
ちょいちょい考えてみました!!
笑
蓋を閉めるとこんな感じ!!!
現状は椅子倒してますけど・・・・
倒さなくても外せます!!!
そして・・・
調整可能です♪
これにて復旧作業は終了!
下記画像のCUSCO車高調ZERO2はオーナー様の予備足!!!
流石に今回でお役御免だそうです。。。
「再度、O/Hが必要になった際には買い換える!!」
との事でした♪
仕上げは・・・4輪アライメント調整♪
5月のFSW(富士スピードウェイ)に標準をあわせてセッティングを施します!!
全て完了♪
当然の事ながら・・・
O/H前とは別次元♪
いやぁ~素晴らしき Aragosta です!!!
残す作業は・・・
直前での足回り点検+メンテナンスですな!!!
こちらのシルビア・・・あと10年は維持します♪笑
愛されまくっている1台です☆