2016年5月2日
長年使い込んだ車輌の足回り・・・
体に例えるなら…「膝」です。
膝が弱ると、体を支えられなくなり、走る事が辛くなりますよね!?
この体でいう「膝」を車に置き換えると、「ショック」という部品になります。
ショックは主に油圧で動いています。
油圧=油
という事は、経年劣化で油が劣化すると油圧が掛かりにくくなります。
その結果・・・
カーブでフラフラしたり…制動距離が伸びたり…乗り心地がホワホワしたり…
1t近い車重を支える事が出来なくなってしまいます!
ショックメーカーによれば、一般的に平均寿命は50000キロほど。
ずぅ~っと乗っているので、変化は分かりにくいかもしれませんが・・・
どの車にも確実にやってくる症状です。お年頃…と言う事ですね☆
そんな相談を受け、今回入庫したのはVW GOLF。
SACHS(ザックス)のメンテナンスKITを使用しました!!
純正品はちょっと値段がお高いですからねぇ~。笑
ショックそのものと、マウント…緩衝剤を交換。
スプリング以外の部品ですね!
欧州車は特に足回りが国産に比べて良く動くように作られています。
その分、劣化スピードも速く、変化率も大きいのです!
それでも根本的な内部構造は国産も同じ。
って事は、どちらもメンテナンスが必要! となるわけです。
新車から乗り続けているその愛車の足まわり。。。
乗り始めたときのようにシャキシャキと動きますか!?
グネグネしてませんか!?
柔らかくなったという事は、馴染んだわけではありませんぞ!!