2015年10月22日
「走行中に音が鳴る!!!」
と第一声で相談を受けたホンダ/FIT。
色々お話を伺いつつ…車の点検をしてみると・・・・
!?
足回りがエライこっちゃになってました!!!!
「これじゃぁ…音が出ても不思議じゃ無い!!」
車両の走行距離は170000キロオーバー!!!!!
その間、足廻りはノーメンテナンス。。。
致し方ありませんね。。。汗
フロントショックアブソーバーのサポート部品を一式交換!
タイロッドエンド交換!
スタビリンク交換!
以上の作業となりました♪
作業前の画像・・・
静止(1G)状態でボンネット開けると・・・
アッパーマウントが完全に浮いてます!!!
FITのこの型は、1点止めタイプ。
簡単に言えば・・・画像では見えない下側のマウントゴムが痩せている証拠!!
写ってる上側にも言える事ですが・・・汗!
ピッチリしていた物が、経年劣化で痩せて…クリアランスが出来た!!!
って事です☆
外したタイロッドエンドも・・・グッチャグチャ。。。。
中身が完全に見えちゃってます!!
ここが死亡すると・・・ステアの応答性に大きく影響します。
ハンドルを切っても、スムーズにタイヤが向かない! 動かない!
危険では有りませんが、動きが鈍くなります。
そしてスタビリンク!! 既に脱げちゃってます!!!汗。
スタビリンクはスタビライザーとショックを連結させているリンク。
言わば…橋渡し♪
これ…重要です!!!
互いがちゃんと仕事してても、間の人がサボってたら繋がらないですよね!?
ハンドルを切り…車が傾いた時…
ほんの一瞬ですが、反応が遅れます。。。
リンクが生きていれば、反応が早く伝達も早い!
車がキビキビと動いてくれる!!
共に重要な部品です。
そして、最後にストラットの組み立て。
別けあって、今回ショックとサスは再利用!!
音消しが最優先事項でしたので・・・。
ご覧の通りで、外した部品はボロボロ。。。。
劣化し…硬化し…痩せてます。
まぁ…170000だから正常と言えるでしょうか!?笑
作業終了後の1G状態では、クリアランスが無くなってますよね!?
これが正常です☆
同じ型のFIT・・・まだまだ走ってますよね!?
是非、ボンネットを開けて確認してみて下さい。
浮いてたら…修理が必要です!!