2023年8月13日
ホンダ/JF3型 N-BOXカスタム
足回りの相談と交換が可能なお店を検索し、
当店のWEBを閲覧されご来店いただいたオーナー様。
・オーナー様がどの位のローダウンを考えているのか?
・求めている乗り心地や走行性能は?
など色々お伺いして今回チョイスしたのは・・・
TEIN FLEX Z(テイン フレックスゼット)
でございます☆
減衰力16段調整機能付きのフルタップ式車高調!
・ノーマルよりしっかり感を出したい。
・家族も乗るのでゴツゴツにはしたくない。
といったご要望にぴったりなファミリーユース向きの車高調になります☆
メーカーの保証も一般的には1年が多いのですが、
やはり大手メーカーのTEINは違います!
3年、60,000km保証です!!
お車の走行距離はまだ浅いことから、
アッパーマウントはそのまま再使用しますが、
スラストベアリングだけは
再使用するとハンドルを回した際に異音が発生しやすくなるので
新品に交換します!
さっそく作業に取り掛かります!!
黒いボディーは小傷がつきやすいので
作業着がボディーに触れてしまいそうな所を養生し
ボディーを保護します。
いつも通りフロントから着手していきます。
スタビリンクのナット1ヵ所、ナックルのボルト2本を外せば
足回りはばらせちゃいます♪
車高調に新品のスラストベアリングを組み、
アッパーマウントを移植すれば準備完了です♪
純正のショックとテインのショックは太さが違いますね~!
このショックの太さが「走り」や「乗り心地」に大いに影響してきます!
サクサクっとフロント取り付け完了♬
テインはスラストシートなど、しっかりと締め付けられていますが
やはり人の手で組み上げるので、それぞれ緩みがないかチェックもしております!
続いてはリアに取り掛かります。
リアはトーションビーム式サスペンションなので、
基本的にはショックの下のボルトを1本外せば足回りはバラせます。
ただ、ブレーキラインやABSなど注意も必要です。
数々のトーションビーム式のサスペンションを外してきたので
約30分ほどでバラシ完了♬
リアもショックの太さが全然違いますね!
リアも組付け完了!
ホンダはインシュレーターの加工が必要なので
少々面倒です。。。
今回は乗り心地や走りに影響をあたえる、
コクピットオリヂナルの
スーパーアライメント
も施工いたします!!
さらに1Gの締め直しもします。
フロントはロアアームの根元のブッシュ1か所です!
ローダウン量に合わせ
ハブとフェンダーの距離を1G状態にしてロアアームを持ち上げて
想定した距離になったらブッシュを締め付けします!
続いてはリアです。
リアはトーションビームの根元の大きいブッシュを緩めます。
ブッシュが大きければ、それだけ効果は大きく感じやすくなります。
リアの場合はショックとスプリングの反発が強く、
N-BOXは車体が軽い為に足を外した状態の方が
想定したハブとフェンダーの距離になってくれるので
車高調を組む前に施工しております!
前後の足回りの組付けが終わり、
試乗にて足回りからの異音が無いか?を確認し、
打ち合わせ通りの車高になっているかを確認し
いよいよ最終仕上げの
4輪アライメント調整
でございます☆
調整できないフロントキャンバーも
左右差が出ないように組付けをしたのでバッチリでした♪
そして完成した姿がコチラ!
車高はメーカー基準値の35mmダウンにセットアップしました!
ハンドリング向上を狙って、若干前下がり気味にセッティングしております☆
スーパーアライメントの施工によって
ローダウンによるブッシュのねじれが無くなり、
前後のアームの動きが良くなりました。
減衰力のセッティングも硬すぎず柔らかすぎずの
ベストなセッティングが出せ、
これだけ車高を落としているのにゴツゴツ感のない
誰もが「イイ乗り心地だね♪」と言うN-BOXに仕上がりました~♬
後日の足回りの増し締め点検にご来店されたオーナー様に
今回のセッティングが気に入って頂けたのか聞いてみると、
「すごくイイ感じになってます!」
「たくさんあるお店の中でコクピットさんに依頼して良かったです♪」
とお褒めのお言葉も頂けました☆
ぜひ足回りの交換をご検討されている方は
当店までお気軽にお問い合わせください!