2021年9月25日
日産 NV350 キャラバン
オイル交換などでも、当店をご利用頂いているオーナー様の車両!
お仕事用の車♪
通称、
バン(VAN)
と呼ばれる車種ですね♪
思えば車種名、
キャラ バン
ですね!!笑
「そろそろタイヤまずいよね??」
との事で、自ら気になりご来店!
お仕事で使用されている車両ですので、走行距離も弾けてます!!!
車のトラブルで現場に遅れる。。。。
なぁ~んて事は許されない筈ですので、お車のメンテナンスは欠かせません。
診断結果から、本日4本交換となりました!
チョイスしたタイヤは、
ブリヂストン V600 195/80R15 107/105L ×4
バン/ライトトラック専用 商用車向け スタンダードタイヤ
でございます♪
標準では、
前輪 ⇒ 195/80R15 103/101L 後輪 ⇒ 195/80R15 107/105L
となっているNV350。
気にすべきはサイズ表記後半の下線部分!!!
2つの数字は 複数輪/単輪 時においての 負荷指数 です。
数字が大きければ大きい程、 耐荷重指数 = 重みに耐えられる 事となります!
それを踏まえると、後輪の方がより負荷に耐えられる仕様になってますよね?
当然、荷物を運ぶ事が想定されている車両ですので、
積載量MAX値 に合わせたタイヤチョイスが成されている訳です。
前輪は荷物を積まないから低い訳です。
道交法のルール上、バン/ライトトラックなど働く車シリーズの車両は…
標準指定のタイヤ強度から落としてはいけない!!!
とのルール。法律が存在します。
よってこのキャラバン NV350 は タイヤの前後移動 = ローテーション が出来ません☆
ローテーション はタイヤを長持ちさせる為に必須の作業です。
前輪と後輪では役目の違いから減り方も違うので、定期的な前後移動が得策です!
お仕事で走り回る車両です!!!
タイヤは少しでも長持ちした方が有り難いですよね!?
って事で、当店においては、交換時に
前後共に後輪設定のタイヤを装着する事を推奨しております☆
下げる事は× でも、上げる事は〇 なのです!
こうする事で、以降は位置替え=ローテーションが可能となる訳です☆☆☆
それが、
195/80R15 107/105L ×4 となる訳です♪♪♪
ローテーションが出来ない新車装着の標準タイヤ・・・
今回の摩耗状況に陥るのに、上の走行距離。。。。。
お仕事車の32000キロなんてあっという間ですよね!?汗。
外した廃棄タイヤ=左 取り付ける新品タイヤ=右
「案外残ってるじゃん!」「これで交換なの??」
と聞こえてきそうですねぇ~。。。。
廃棄のタイヤをよぉ~く見ますと、上の画像の様な形に変化しておりました!!!
画像は、摩耗が分かり易い前輪。
中央部を中心に 山なり に変形!!!
後輪とは違い、前輪には曲がるための動作がございます。その結果と言える状態です。
これも俗に言う
偏摩耗 = 偏った減り方
に属しますので要注意です!
デプスゲージ
と呼ばれる、タイヤの溝を図る専用道具で測定してみます。
基本的に、
新品タイヤ 残溝 約8ミリ
となっております事を前提に・・・・・
中央部 残溝 約6ミリ。。。。
まだまだ使えそうですねぇ~~~~
測定場所を変え、サイドショルダー部(タイヤ両端)・・・
残溝 2ミリ程 !!!!!!!!
タイヤの使用限度は 1.6ミリ と 道交法 で定められております。。。
どこが!
では無く
どこかが!!
1.6ミリであればOUTです。。。。
走行性能も著しく低下する為、安全性の観点より定められております。
これが、
パッと見では判断しづらい、タイヤの摩耗状況。。。。。。。。。。
当然、交換する新品タイヤは
ショルダー部においても
残溝 8ミリ
を示しております♪
偏摩耗等により異常摩耗している部分=そこ(偏摩耗部)ばかりを使用し走行している
つまりは、そこが(偏摩耗部)駄目なら、そのタイヤは駄目と言う事。。。。
他の部分=あまり使用されていない部分
が残っていても無意味だと言う事です。使ってない、使われてない部分ですからね・・・・・。
先にご説明させて頂いた、標準タイヤの表示内容。。。
空気圧と共に、サイズ等ラインナップの記載もあります!
「自分の車のタイヤは大丈夫!?汗」
と思われて確認するならば、
是非
エンジンをかけて、
ハンドルをめいっぱい切って、
外側だけでなく
内側まで確認してみてください!!!
表面だけでは実情は把握しきれません。