2021年2月26日
ホンダ ライフ
普段より当店をご利用いただいているオーナー様の奥様の車輛。
実は
最近手に入れたばかりの1台!
1998~2003年に販売された3代目の後期型。
走行距離は、92655km。
よくありがちな中古の軽自動車ですね。
この年式でこの距離は嘘では無さそうですが、車はくたびれてそうですね。。。泣笑
クルマのきめ細かいコンディションについては、普通なかなか知る事は出来ないです。
買ってみたものの・・・・・・・!!??
が大半。
「なんかガクガクするし、坂道も登らない…」
ほうほう。。。。
「この間は、エンジン掛からなかった!!!汗」
にゃるほどぉ~。。。。
「ハズレ?これってはずれ??」
いやいや。そういうこともあり得ます。
軽自動車買って、心底しっかりやってるねぇ~と感心するほどメンテナンスする人はなかなか居ないのでは??
距離を勘案すれば、普通だと思いますよ!
ハズレとかじゃないと。
「でも調子悪いんよ!?」
これから乗るつもりであるならば、相応のメンテナンスが必要と言う訳ですね!
納車直後に、油脂類メンテナンスは実施済み!
ですので今回の症状に対する作業は??
点火系 メンテナンス
でございます♪
用意したのは
スパークプラグ / エアクリーナー
の2点です!
こちらがエンジンのエアクリーナー。
エンジン内部に空気を吸い込むためのフィルターですね!
外部の空気を取り入れるエンジンですので
何もなければ油汚れや埃/チリ等々何でもかんでも吸い込んじゃいます。
そこでフィルターを設置することで、空気のみを内部に吸い込ませる為に装着されています。
左(緑)が外したフィルター。
まさかの90000キロ使用品ではございませんが
ゆうに10000キロ以上は使用されていたものでしょう。
汚れたままですと空気の通りが悪くなり、充分になエアを供給できなくなってしまう事も。
そうなるとエンジンの調子は下り坂です。
そしてスパークプラグにアクセスするにはエアクリーナーBOXをちょいと外します。
!!!????笑
出ました、ホンダあるある。。。。
3気筒 660ccのエンジンに対して
プラグ本数は6本。1気筒に2本のプラグ、いわゆるツインプラグですね。
この手法はコンパクトカーのFITにもありました。
メンテ代が嵩みます。。。。悩
外した6本の装着プラグは、9万キロの代物っぽいですね!
あまり世の中的には、プラグ交換が必須とはなっていませんからね。
知る人ぞ知るメンテナンス箇所!? (プラグ自体は超有名なのにねぇ~泣)
新品から20000キロ走行した後は、しだいに性能低下していきます。
これ間違いありません!
なので理想をいえば20000キロ超えたら替え時です♪ 残念ながら。どの車種も!
さらに、仕上げに内燃機関洗浄剤
WAKO'S RECS(ワコーズ レックス)
も施工!
インマニへ清浄剤を噴霧し
気流に乗せて内部を洗浄!
これが、また効果的。
本当は20000キロに1回のサイクルでOKと言われておりますが
今回の様な途中参加の車輛に関しては、もう少し早めのサイクルを刻んで
幾度となく掃除を繰り返す事をお勧めいたします!
ホンダの一部車種はレーシングが出来ませんので注意が必要です。
レーシングとは
空ぶかし
の事です。
エンジン保護の為なのか3000回転以上の空回しは出来ないのです。
よって今回の車輛も、RECS完了には実走行で排出する必要があります!
貯め込んだままの状態ではオーナー様にお返しする事も出来かねますので、
しっかりと抜く必要があります。
と…
言う事で…
今回のメンテナンスは終了です。
後日、オーナー様に症状改善について確認すると
「あれからは症状出てない♪ 全然調子いいよ!!」
との事! よかったぁ~☆安堵。