2016年3月18日
少し前に、タイヤ交換+4輪アライメント調整などを施工した・・・
T31エクストレイルが再び入庫。
以前の作業時に見つかっていたメンテナンス必要部分を・・・
本日、まとめて作業いたします!!
ブレーキパッド交換
ブレーキフルード交換
エアコンフィルター交換
エアクリーナー交換
デフギアオイル交換
以上となります!!
タイヤ交換の際に気付いたブレーキパッドの残量!!
一部の車は見えにくいですが・・・
運行前点検時にボンネットを開けて、ブレーキフルードの量を確認しましょう♪
パッド新品時に油量をMAXに合わせておけば・・・
パッドが減ると同時に油量も減っていきます。
途中で補充してしまった場合は、不明になりますが・・・
1つの残量判断要素となります☆
今回の車両は、オーナー様に確認したところ「補充はしてない!」
との事でしたので、油量の減り具合からも磨耗状況が見て取れます。
ともかく・・・
簡単なエアクリーナーから作業!!
外した純正品は、既に真っ黒☆
フィルター詰まりが引きがねになり・・・吸入量低下となってしまいます。
続いてエアコンフィルター!!
日産車の多くは、エアコンフィルターが見づらい傾向があります。
よって、点検時にもスルーされる車種が多々有ります!
エクストレイルも交換には、助手席がご覧の有様。。。。。汗!
見られなかった=交換履歴無し
結果は、画像の通りの酷い状態に!!!
続いては・・・デフギアオイル交換!!!
見落としがちなメンテナンス部分。
エクストレイルは4WDなので、デフギアは前後に1個ずつあります。
よって、交換時は前後の交換が必要です☆
デフオイル交換は、基本サイクルで20000キロに1回。
そして最後にブレーキパッド交換!!!
先に話した通りの残量状態。
前も後ろもカッスカスです! 笑
新品のパッドと見比べても、その差は明らか。
パッドは半分までとそれ以降の磨耗速度に違いが生じ易い部品。
半分まで10000キロ。じゃあ20000キロで交換か!
は、ちょっと違うんです。
裏金(鉄板部)に磨耗した事で熱が伝わりやすくなり、パッドそのものの熱量が変化します。
その結果、磨耗面にも熱が入りやすくなり…磨耗促進となる訳です。
3分山位が替え時です!!!
パットを交換した後に、フルードの交換を致します。
使い込み…古くなったブレーキフルードは、水分が発生しやすくなる傾向があります!
そうなると、「エア噛み」と言う症状に発展しやすくなり・・・
ブレーキの効き性能に直結します!
ブレーキが効かない!!!!!!
と言う事です。
パッドやタイヤが新品でも・・・
ブレーキフルードの油圧が働かなければ、車は止まろうとはしません。
制動の全ては、ブレーキフルードによる油圧から始まるのです!
後にオーナー様へお伺いすると・・・
「車検はただ通すだけの安いやつしかやった事が無い。」
との事でした。
それじゃぁ納得です!
通すだけの安い車検。
車のメンテナンスは自己責任。
でも、普通は好きじゃなきゃ知らないですよね!?
車のメンテナンスなんて。
勿論定期的な事が一番ですが・・・
最低でも…2年に1度の車検時位は、隅から隅までちゃんと点検をかけてください!
車にはオーナー様の意図とは別で・・・
危険にさらされる要因が山ほど存在します。
運転しているのは人間かも知れませんが・・・
そう言う意味では、最終判断をしているのは車両です。
その判断は、オーナー様のメンテナンスによって変ります!!!