2016年2月28日
車検にてお預かりしていた三菱/ランサーエボリューションⅦの整備!!!
色々と作業が詰まっております!!! 汗。
まずは…オイル交換♪
①エンジンオイル ASH FSE 5w-40
②前後デフオイル ASH PSE 80w-90
③ミッションオイル ASH PSE 75w-90
と…怒涛の勢いで交換作業☆
車両の走行距離は80000キロ。なかなか良いお年頃です!
ここらのメンテナンスが重要になる訳ですね!
よく言われる…「オイルは血液!」
サラサラ血液は健康には欠かせませんよね!?
エンジンオイルの交換だけで、留まっては駄目ですぞ!!!
入ってるオイル・・・流れている血・・・
全てに交換が必要です。個別で動いていても、トータルで走りますからね!
④RECS(レックス)施工
車検毎での施工がおススメです!!
内燃機関の洗浄が目的☆汚れた道では・・・空気の抜けも悪い!
ススが溜まった燃焼室では燃焼効率も落ちる!
汚れていて良い事がある部分は、1つもありません☆
⑤エアクリーナー交換
車両のエアクリーナーは社外品に交換済み。
そのクリーナーが「買ってから一度も交換してない!」との事!!!
どえぇ~!!!! 本来、メンテナンスできるクリーナーなのですが・・・
流石に使い過ぎ&汚しすぎ!!!
新品との比較でも、色が違いすぎます!!!
正直、取付完了まで同じ商品か心配でした☆笑
⑥プラグ交換
こちらも、車検時において推奨作業の1つです。
なかなか交換に至らないスパークプラグ!!
エンジンの調子を語る上で、欠かせない部分なんです♪
何せ…全てはここから始まると言っても過言では無い部品ですから。
オーナー様はこちらに関しても「記憶無い。」との事!
外してビックリな、劣化具合…間違い無く純正部品です。
8万キロ + エボⅦの年齢。。。キツイですね!
弱った部品を使い続ける事で、調子は下り坂だし…他に負荷が発生します!
加速が鈍いから不必要にアクセルを踏む。
と言った感じに。お買い物車だとしても、5万キロでの交換を推奨します。
⑦ヘッドカバーのオイル漏れ
ありがちな症例。4G63エンジンの場合…このオイル漏れの位置はエキマニの真上!
ちょっと危険です!!!
熱せられたエキマニに万が一にもオイルが垂れたら・・・・・
発火する可能性は大!!!
ガスケット交換のみで終われる部分なので、後回しにせず・・
発見次第、直に交換しましょう。
⑧ブレーキフルード&クーラント交換
先にもお話しましたが、油種・水類は全てメンテナンスが必要です!
流れている物…液体物は全て劣化します。
ブレーキフルードは劣化するとエアが噛み易くなります!!!
クーラントは冷却能力が落ちるので、オーバーヒートの危険性が上がります!!!
また、冷却能力が低下すると油温も上昇し始めます=オイルの負担が増えます!!!
常に優れたパフォーマンスを発揮してもらうには・・・
常に良いコンディションを保つ事。
これ…決してスポーツカーにだけ言える事ではありません。
全ての用途の車に言える事です。
メンテナンスしなくてもよい車はありません!!
車には必要な事なんです♪
⑨4輪アライメント調整
車検の締めくくりは、4輪調整☆
実は今回…オイル漏れにより、車高調とタイロッドエンドも交換済み。
よっていつにも増して、4輪調整が必須事項に!!!
きちっと4輪の接地角度を補正し、作業は完了☆
終了後に、試乗しましたが・・・
入庫時とは別物に!!! 笑
色々やりましたからねぇ~♪
当然と言えば当然ですが・・・これが本来のこの車の姿。
それを維持するも…放置し劣化させるも…オーナー様次第でございます!