2018年11月17日
ホンダ/RR1 エリシオン
新車で購入されてから10年が経過し
サスペンションのヘタリによって
車のふらつきが気になり始めたオーナー様。
ディーラーに相談するも
「新しい車に買い替えましょうよ!」としか言われない・・・
でもオーナー様はエリシオンが気に入って乗り続けているので
どうにかならないかな~?とWEBで調べた結果
当店の足回りリフレッシュの作業の記事をみてご来店頂きました!!
走行距離は8万kmオーバー
足回りで重要なショックアブソーバーは
用途によって異なりますが約4万kmで8割方ヘタっています。
どんな状態か1度試乗した所・・・
やはり車の重量を支える役目、段差などの衝撃を和らげる役目が機能していなく
もう足回りは限界を超えていました。。。泣
足回りリフレッシュの為にご用意したのが・・・
KYB ニューSRスペシャル
でございます☆
このショックアブソーバーは純正よりも
減衰力を純正より130%増しにしたことで
不必要にしてしまうロールを軽減させ
かつ、乗り心地にも拘って作られたショックアブソーバー!!
住宅関係の方でKYBは話題になっていますが
メーカーからは「自動車部品に関しての不正は一切ありません」
との回答を頂いております。
足回りリフレッシュに欠かせない
純正サスペンションサポート部品!
アッパーマウントやスラストベアリング、スプリングシートなど
フロント・リアともに必要な純正部品も用意しました~☆
純正サスペンション時の車高です!
ヘタリによってリアが特に車高が下がっています。
今までの作業記録からして
フロントも車高は下がっていると思います。
交換後のアフター画像と見比べてみてください!!
さっそく作業に取り掛かります!!
この時代のホンダ車はミニバンに力を入れていたので
フロントはダブルウィッシュボーン式!
スプリングはそのまま再使用するので
マーキングをして純正ショックから外し、
KYB製ショックに組み付けます!!
足回りリフレッシュした
フロントサスペンションが完成~☆
続いてリアに取り掛かります!
リアのサスペンションはマルチリンク式です!
リアもスプリングは再使用しますが
アッパーマウント、スプリングシートなどは
すべて新品に交換しました!!
リアもさくさくっと進んで
リアの足回りリフレッシュも完成~☆
続いてはブレーキメンテナンスに取り掛かります!
ブレーキング時のジャダーが発生していました。。。
ローターが歪みにくく、錆にも強い
DIXCEL製 PDローター
をご用意しました☆
ローター交換時は新品パッドへの交換がお約束!!
パッドは初期制動が高く、低ダストタイプの
DIXCEL製 Mタイプパッド
をチョイスしました☆
ディーラーで定期点検をおこなっているそうなので
ブレーキ関係はすんなり外せそうな感じです♪
オーナー様が定期点検をされていたおかげで
固着もなくスムーズに交換終了しました☆
足回り+ブレーキのリフレッシュが終わり、
足回りの動作確認チェックとブレーキの当たりだしをおこない
最終仕上げの4輪アライメント調整を施工します!!
エリシオンは前後のトーが調整可能!!
やはりミニバンでもリアのトー調整ができると走りの安定性が違います!!
今年より新たに導入された新兵器!!
ホイールエクステンダーも施工致しました!!
このエクステンダーを使用して
走行中の理想とされるフロントトーを作り出します。
もともとエリシオンはトー0mmがメーカー基準値ですが
走行性能やタイヤの摩耗の仕方を考えて
コクピットオリヂナルのセッティングにて調整を致しました☆
完成したRR1/エリシオン。
前後共に車高は1cmも上がりました!!
外したショックは押しても戻りが悪く
やはりショックとしての機能は果たしていなかったです。。。
交換後のタイヤハウスの隙間が広くなりました。
今までは拳1個入らなかったですが
リフレッシュ後には拳1個が入るようになりました!
KYB ニューSRスペシャルにて足回りリフレッシュを行い、
ふらつきが多いミニバンでも不必要なロールがなくなり
コーナリング中の車体の安定感が高まりました☆
しかも全然ゴツゴツしないショックなので乗り心地もバツグンです♪
さらに!!
ブレーキも純正よりもしっかりと聞いてくれるので
2トン近い車重のミニバンでも安心して止まれます☆
オーナー様も引き渡しの際に試乗してもらい
その仕上がりに大満足していただけました☆
車を頻繁に買い替えられる方も、車を長く乗り続けられる方も
足回りのリフレッシュоrチューニングは
オーナー様に不満無くドライブしてもらうためにもおすすめです!!
ぜひサスペンション関係やオーディオ関係など
お車のカスタマイズやメンテナンスなどお気軽にご相談下さい☆