2018年9月6日
日産/フェアレディZ Z32
なかなか懐かしい車両の登場です!
昨今ではあまり見かけなくなりましたね。
でも…
今見ても斬新なボディーラインで、綺麗にしていれば格好良いですよね!?
内装も高級志向だしね。
エコカー時代では、考えられない作りです。
そんな1台ですが、題名通りマフラーに腐食で穴が開いてしまい・・・
排気漏れを起こし入庫となりました。
持ち上げて…外してみると…
!!??
見事なほどに、穴が開いてます!!!!!!!!
テールエンドに向かい、左右に分かれる手前のサイレンサー部。
地面側ではなく、車体側の腐食。
こりゃぁ~だめですね。
マフラーはオーナー様が以前に装着したHKS製品。。。
スーパーうんチャラって言う…汗!!
太っとい社外マフラーです♪
Z32当時の販売品のはずなので、10年は経過している筈です。
この年月を使用すれば致し方無いでしょうかね。笑
上側が腐食で錆付き、崩落。。。。
ラッキーな事に、落ちた部分をサイレンサー内にて見付けました!!!
修復の依頼を受けている案件でしたので・・
この大きさを塞ぐのは至難の業。
これさえあれば、再生出来そうです☆
改めてサイレンサー内部を覗くと・・・・・
なにやら
匂い球みたいなのがゴロゴロしてますね!!
ともかく・・・・・
オーナー様からは、マフラーの注文は頂いており・・・
そやつの納期が1ヵ月半☆
その間の応急処置。
どうにか蓋をして、走行可能な状態にせねば!!!
先ほど見つけ出した破片を開口部にあてがってみると・・・・??
あらあら・・・
ピッタリじゃないですか!? 笑
8割は穴が塞がりました!!!
その上から、マフラーパテを盛っていきます。
かなりの面積に塗布したのでちょっと心配ですが
応急処置的には、この様なやり口しか思いつきませんでした。。。。
とりあえず…
塗り終わり・・・・・・
硬化させます。
時間はみっちり丸1日。。。。
本来であれば、パテ盛り後に車両へ戻し・・・
排気温度の熱で、焼き入れをしたいのですが、
穴の大きさが大きさなので、ゆるい状態だと排圧で穴が開いてしまいそうなので・・・・
自然乾燥をチョイス。
固まった事を確認し・・・
万全を期す為に、アルミ板で開口部に蓋をしました。
パテの盛り上がりを防ぐ為、補強する!!!
という意味合いで針金にて巻き付けました。
見栄えは、左程宜しい物ではありませんが・・・・
車両側だし・・・・応急だし・・・・排気漏れ特有の音が改善されて
町乗りが恥ずかしいレベルで無くなればOK
とお話を頂いているので、余計な事はせずゴールを目指してみました。
この後、車両へ戻し、、、、数時間はアイドリングにより焼き入れを行いました!
結果は!?
良い具合に止まりました☆☆
不意なビビリ音もでず…
オーナー様に確認してもらうと・・・
「おっ!!! 良いね☆これ位なら乗ってられるよ」
あっ…でも、あくまで回すのは遠慮してくださいね。
意識的に低回転での運転をお願いします。流石に、穴が大きいので。。。。。。汗
因みに…
今回のZ32もボルト&ナット類は大変な事になってました!!!
新品装着の際には、全とっかえですな。汗
新品が入荷するまで、、、
もうしばらくお待ち下さい。