2021年10月9日
トヨタ 86 ZN6型
長年にわたり当店をご利用頂いているオーナー様の車両☆
な・・・
なんと・・・
深紅の86
の他に、
深紅のホンダ S2000
も所有☆
86が普段乗り
S2000はおふざけ用!!!
ゴージャスです☆☆☆
そんなオーナー様から、ある日ご相談を!
「もうだめっしょ??タイヤ??どうしよっか???」
との事。
前回は、4~5年前に交換をされており、
現状拝見すると、 摩耗具合 ~ 劣化具合 を鑑みても、確かに交換タイミング。。。
さすがのハンドリングマシンには勿体無い状態!
運動性能が高くても、タイヤがついてきてくれないなら意味無いですよね?
「だよね!?いいよ。交換しちゃおうよ♪」
「で、何が良いかな?同じの?」
ん~現在装着のタイヤは、
POTENZA アドレナリン RE003
「こっちは街乗りだし、足も柔らかいからさ!」
って事で、前回はそうしたのですが・・・悩
アドレナリン現行品はRE004にリニューアル済み♪
そして
S2000の方は現在、、、
POTENZA RE-71RS
を装着!!!
で、あるならば、
ここは、
POTENZA S007A
でしょ!!! 86は!!! 笑
アドレナリンシリーズより DRY性能 が高く、 横剛性 にも優れてる♪
しかも WET性能 も高い。 1年の6~7割 がWETの日本で運転するなら重要なポイントです!
またコンフォート性能 にも配慮しているタイヤですので、
まさしく
ストリートスポーツ タイヤ
です!!!笑
「へぇ、なんか良さそうじゃんね!」
これこそがブリヂストンのフラグシップモデル ♪♪♪ お勧めですぞ!
「じゃぁ今回はそれで試してみよう!!!」
御意!!!
外されたRE003と新品のS007A
第一に、
主溝と呼ばれるメインとなる縦溝(周方向に対して)の本数が3本⇒4本 へ!!!
これぞ!! が、優れた排水性能のを実現 ☆
またタイヤには使用限界をお知らせする為のマークが有ります。
先程説明した主溝内にある 凸 !!!!
タイヤを横から見て、三角マークの先に存在しています。
スリップサイン
ですね。
この 凸 が左右の溝と同じ高さ=陸続きになると・・・・
使用限界である
残溝 1.6ミリ
に到達したという知らせ。
新品で見比べれば一目瞭然!!!
明らかに左右に壁があり、スリップサイン 凸 が 凹 んでますよね!?
タイヤの新品溝はおおよそ深さ 8ミリ 。
使用限度が残 1.6ミリ 。
と言う事は、使える溝は役 6ミリ 分と言う事!!!
当然、新品時が1番性能は高く、摩耗するにつれて徐々に性能は低下します。
安全マージンを考えると、今回程度の摩耗状況での交換が推奨となります!
残3ミリ 切って 2ミリ 到達前とかですかね☆
この辺から顕著に性能劣化の症状が出始めるからなんです。
https://tire.bridgestone.co.jp/about/maintenance/groove-depth/
↑ ブリヂストンタイヤサイト
外したホイールの取付面!!
ハブ
と呼ばれる部分ですが、 錆びてますねぇ~
ここを錆びっぱなしにしていると、ホイール取付時に芯出しがしにくくなり、
正確な車両への取付が困難になります!
芯が出てない状態で取り付けてしまうと、走行中の振動につながったり、最悪脱輪に繋がるケースも…。
なので当ブリヂストンタイヤSHOPでは、説明の上
ハブ 防錆コーティング
をおすすめしております!!!
ワイヤーブラシ等で錆を落とし、防錆コーティング剤を塗布☆
定期的な施工を推奨しております。
これに伴ってホイールの裏側。。。。。
ハブの錆が乗っています!!!
車両取付前に、こちらも錆を落としておきます!
これで取付面に邪魔者はいなくなりました☆笑
車両取付時に、芯も面も出やすくなり安心ですね♪
86の純正ホイールカラーは 銀/黒。
ホイールに取り付ける ウェイトも2種類 ご用意がござます!!!
今回は黒系ホイールと言う事でしたので、 黒ウェイト でバランス調整を実施☆
性能は当然ですが
見た目だって車は大事ですよねぇ~
内圧には抜けにくい気体である
窒素ガス
を充填し交換作業は完了!
通常の空気より3倍長持ち と言われております。
レーシングカーや飛行機のタイヤにも充填されているのです!
組み上がったタイヤを車両に取り付け、そのまま
4輪アライメント調整
を実施!!!
こちらが調整前の車両データ。
グチャグチャとまでは言いませんが…
フロントタイヤのトー角 が完全に右向いちゃってますね。。。 左+2.2mm 右-0.8mm
(左右共に+が内側 -が外側)
これでは舵角左右差が出てしまいます!
やはり調整が必要ですね。
前輪の調整は、トー角左右のみ!
何気に、
後輪の調整も、トー角左右のみ!!!
ル純正のオーナー様の車両においては、
前後トー角調整 4か所
にてフィニッシュです!
メーカー設定値である 上下限値内 の 中間値 を 基準値 とし、合わせています。
調整そのものは自重のみの負荷で、走行負荷が発生していないので、
最終、試走にて車両走行チェックを実施!
ここでOKで完了となります。
でぇ~~~~ん☆
と全行程を終えました!!!
舵角を与えた際に、フェンダーから覗くポテンザのトレッドパタン(タイヤ溝)♪
格好宜しいをすなぁ~☆
タイヤ交換 + アライメント調整
これにてハンドリングマシンである86の復活です!!!
当店ではタイヤのプロとして、
タイヤが新品のうちの アライメント調整 を推奨しております☆
また、車とオーナー様の用途に合わせて タイヤ のご紹介 をさせて頂いております。
お見積りも大歓迎☆
1度、当店スタッフへお尋ねください。