2021年9月13日
ホンダ オデッセイ RC型
オーナー様はこの度当店を初めてご利用頂く方。
当HPをご覧頂き、問い合わせから始まり、ご来店され、相談、施工という運びに♪
車両は、
RC型 オデッセイ
RB や RA からのモデルチェンジ型でありますが、
足回りの形式に大きな違いがあります。
THE FF 化 したモデルです。。。
そう!!!
オデッセイは
この RC型 より
リアに
トーションビーム式サスペンション
を採用しました♪
簡素化された足回りからか、
後席 においての乗り心地に、 跳ねを感じた方も多かったようで、
当店においても数多く対応した事があります・・・汗!
今回のオーナー様の相談内容も、まさしくそれ でございました♪
「家族からの評判も良くない!」
との事。
車両には既にローダウンが施されておりました。
「スタビとかでどうにかなる???」
とご相談を受けましたが、きっぱりと、なりません。と回答!
ロール の不快感を消すなら正解ですが、
今回のご相談内容で、オーナー様が気になっている部分は ピッチ ♪
*ピッチ=ピッチング=縦揺れ
その対処は足の改善=交換ですが、額面も張ります。。。。
ところで、アライメント調整はされてますか??
「随分前にローダウンした時にやって以来。。。もう数万キロ走ってるかな」
ではアライメント調整が必要ですね! おそらく当初の設定値は残ってませんよ。
また当店では、
ブッシュ 1G 締め直し *詳しくは ⇒ https://www.cockpit.co.jp/about/53/
と言う作業も施工しております。
RC型オデッセイですと、金額もこんな感じで施工出来ちゃいます♪
「おぉ~っ!魅力的!!しかもやってみたいですね♪」
つまりは足をちゃんと動かしてあげましょ!って言う内容です☆笑
作業を始める前に、
元の ライドハイト を測定!
ハブ中心軸~フェンダートップ までを計測!
これが 1G接地状態 のハブの位置って事☆
計測が済んだら…リフトアップしてタイヤを外します!
ローターにジャッキを掛けて、リフトを下ろしますと、
あらっ!
不思議じゃない!!笑
リアハブがどんどん上がっていくじゃない♪
その上げ位置を先ほど測定した1Gの場所までリフトダウン。。。。
こうして リフトアップ状態 にて、仮想の 1G接地状態 を作りだします!!
今回のRCオデッセイを筆頭に昨今のFF【前輪駆動車】であれば皆共通の
トーションビーム
は、上の画像である付け根の左右のブッシュ×1を締め直します!!
構造上、矢印のブッシュ×2で車体に固定されているビームをショックアブソーバーで吊っている形。
ピッチング【上下運動】の中で 捻れ が発生するポイントも付け根だけ!!!!!
その 捻れ がブッシュの可動域を狭め、 跳ねる 乗り心地へと誘っている 諸悪の根源 ☆☆
この捻れを解除してあげるのです♪
施工そのものは、本当にただただ締め直すだけ。。。。。
締め込むポイントが 純正足 と ローダウン状態 では違うという事。
そして、
その後は通常の4輪アライメント調整を施し完成です!!!
足回りそのものの取付時に行う1G取付とは、ちと違う。。。
上記は取付時ボルトナット等の遊びを無くして取付締め込む事が目的。
今回の施工は、それらの+αで・・・・・
ローダウンにより捻れが発生しアームロック状態となったブッシュを緩め、
ロック解除を促す施工☆
RC型オデッセイの場合は前後4か所のみですが…
ダブルフィッシュボーンやマルチリンク式の場合ですと施工箇所が増え、、、、汗
作業難度も金額も上がってきます!!!
この作業は決して足交換と同一作業ではありません【当店においても…】
新車の場合であれば、ブッシュ保護にも繋がる施工ですので一緒が効果的☆
後から追加作業でも問題ございません。
「ローダウンしたけれど、やっぱりこんなもんなのかなぁ~」
「格好優先だから我慢だなぁ~」
そんな事は無いと思いますよ☆
フルブッシュ1G締め直し
で本来の動きを取り戻しましょう!!!!
考えるのは・・・
それからです♪