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2021年5月13日
SUZUKI エブリイ DA17W
今回はエブリイワゴンの
オートマオイル交換をご紹介させて頂きます♪
こちらのオーナーさん、
前にお乗りだったお車では
オートマオイルを交換したことがなく、
不具合が出てしまった・・・
という苦い過去があり、
“今後はエンジンオイルだけでなく、
オートマオイルもしっかり交換しよう！！”
という強い意思を持ってご来店頂きました。
そもそもオートマオイルって交換が必要なの？？
はい。必要です！！
エンジンオイル交換はよく耳にすると思いますが、
オートマオイルって聞いたことがありますか？？
いわゆる、オートマ車のミッションオイル
それがオートマオイル
ATF（オートマチックトランスミッションフルード）です。
または昨今の車は
CVTF
（コンティニュアスリーバリアブルトランスミッションフルード）
とも言ったりします。
オートマミッションに使用される
潤滑・動力伝達に使用される作動油です。
当然オイルなので、ミッション内の摩耗粉が混ざったり、
熱による酸化が起きる訳で
距離、年数と共に劣化していきます。
劣化が進むと当然潤滑性や動力伝達が悪くなり、
部品摩耗に繋がります。
具体的にどんな症状が出てくるかというと・・・
燃費の悪化
加速の低下
変速時のショック
などがでてきます・・・
潤滑性が弱くなり、伝達力が弱くなれば
エンジンのパワーを
ミッションに伝えきれなくなりますよね？？
アクセルを踏んでもパワーがいまいち？？
↓
もっとアクセルを踏み込む
↓
ガソリンを消費する
↓
燃費が下がる↓
こんな感じで悪循環になります(汗)
さらには潤滑性がなくなることによって
変速時に抵抗が生まれます。
分かりやすく言うと
ギヤをパーキングからリバースに入れたり、
リバースからドライブに入れた時に
ガクッと振動がきませんか？？
この振動が大きい車は要注意かも！？
オイルが劣化しているかもしれません・・・
車種によって交換時期はまちまちですが、
一般的には2～3万キロごとの交換を推奨しております。
交換をまったくせずに走り続けて、
極度にフルードが劣化してしまっている状態では、
新しいオイルがうまくなじまなかったり、
新油の洗浄効果で出た汚れが詰まってしまい、
ミッションが故障してしまうケースもあるので
場合によっては交換をしない方が良い場合もあります。
ということで、定期的な交換をオススメしております('ω')
前置きはここまでにしておいて、早速交換しましょう！
A.S.H. FS ATF
今回ご使用させて頂いたのは
コクピット麻生オススメオイルA.S.H.シリーズより
FS ATFを使用させていただきました♪
FSは性能低下を最小限に抑え、
高温にも強いため、
長く高性能を維持できるのが特徴です！！
またFSは交換すると違いがすぐに分かるオイルなんです！！
交換後に、
変速ショックがなくなり滑らかになった
出だしがスムーズになった
加速が良くなった
車内の振動が静かになった
など、すぐに気づかれるオーナーさんが多いです♪
人によっては、
オートマのミッションオイル交換なのに
エンジンがパワーアップした感覚がある！！
と感じる方もいらっしゃいます♪
それでは・・・
早速チェンジャーを使って交換していきましょう！！
この機械は、元のオイルを一定量抜いて、
その分新油を入れて・・・と交互に繰り返し、
なじませながら徐々に綺麗にしていく機械です('ω')
まずは抜いている写真です。
ホースから出てくる元のオイルは汚れて
灰色がかってますね・・・
続いては新油です♪
明らか透明度が違いますよね！！
こちらのエブリイは
走行距離約4万5千キロですが、
こんなにも汚れはでています・・・
車メーカーさんによっては交換しなくてもいいとか、
10万キロは交換しなくてもいい
など様々な見解がありますが、
我々から言わせて頂きますと、
交換した方がいいです！！
右が今回使用した新油、
左が元々使用していたオイルです。
汚れたまま使っていると怖くないですか？？
オーナーさんも色の違いにΣ(ﾟДﾟ)していました(笑)
交換後にすぐに違いに気づいて頂けたようで、
出だしのスムーズさと、
変速時のショックがなくなり
滑らかに動くようになったと
ご満足いただけました♪
もし、オートマオイル交換をしたことがない・・・
初めて聞いた・・・
しばらく交換していない・・・
思い当たる方がいましたら、
お気軽にご相談ください('ω')
