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新車でも…注意が必要です!

2020年8月9日

ダイハツ トコット

当店HPのカスタマイズカーにも掲載させて頂いているオーナー様が

セカンドカー

をご購入☆

ベースグレード!?

をご購入の為、色々と納車と同時に作業致しました。

その折に…

あのぉ~預かるついでに 4輪アライメント 掛けてみても良いですか??

「へっ??良いけど、必要なの??新車だよ??」

そこに疑問点があって、ちょっと調べてみたいんですよねぇ~

「そうなんだ。良いですよ!ついでなんで見て下さい■」

と言う事で 測定 を掛けてみる事に!!

 

 

ご覧の通りで

走行距離は

45km!!!!!

バッキバキの新車です。

当然、オーナー様自身には運転中の違和感はございません。

それでも気になる…

新車の4輪角度。。。。

 

 

ハイッ!

出ましたぁ~!!

・・・・・・・・・・・・って…汗

なかなかハード目な狂い方してますね。。。。。

フォローではございませんが…

正直なところ4輪補正後に、再度測定かけてもまるっきり同じ数値にはなりません。

言い訳の様に聞こえるかもしれませんが…

言いたいのは、新車状態で揃っていても再度測定すれば若干は動くもの。。。

と言う事です。

が…

これは流石にズレ過ぎじゃないでしょうかね??

 

 

トコットは前輪駆動車。

よって調整個所は前輪 トー角 のみでございます故

フロント測定をクローズアップ☆

キャンバー/キャスター

はバチコン決まっているのに、トー角だけは 1.7mm差。

トータルトーでは -2.8mmとなっており

これは流石に調整が必要なレベルかと思われます。

 

 

来店時、無論オーナー様は違和感も無く

ハンドルセンターもズレていない状態でした。

が…

左-0.5 右-2.2

この数値はステアリングは直進状態での数値です。

マイナス表記は、車体中心軸から 外むき がに股 状態と言う事。

この状態からハンドルを右に切った際

右は行きたい方向を向いてますが、左は右とくらべると直進方向に。。。。

左対比で1.7mm分曲がろうとはしてくれません!

平均的なFF/前輪駆動車のフロントトー角は+0.0~+1.0の範疇。

言えば 内股 が基本と言う事です。

直進安定性を求める上でも、その様な設定値になっています。

では、ちょっと突っ込んで

正常な両輪内股としましょう! 

ハンドルを右に切ると??

そうです☆

右輪より左輪の方が曲がろうと言う意識が強く現れます!!

右曲がり=左荷重(左に傾く)

荷重が乗っている方が頑張って曲がろうとしてくれないと、車は曲がりにくくなる一方!

スムーズな回転には、

このフロントタイヤの角度(向き)が非常に重要となってくるのです。

 

 

兎にも角にも

フロントトー角を基準値の0.0mmへと調整致しました!

結果

試走を行えば、明らかに軽くなったハンドルが!!!笑

FF/前輪駆動はトー角のズレが本当にダイレクトにハンドルに伝わります。

露骨なセンターズレが発生しなくとも

車庫入れで判断出来ちゃうほどです!!

正常値の動きを体に叩き込んでおく必要は有るかも知れませんがね☆

新車と言えどこの様な場合があります。

見過ごせるほどの差異で無い事も事実かと。。。

自身が現職に付いてから20年近く

その間に当店においてでも 4輪アライメントテスター は2回進化しております!!!

その度に、私達作業人は驚かされるばかりです。

いわばそれだけ機械は進化し続けていると言う事。

そこら辺が 「サイドスリップテスト」とは違うところなのでしょうかね。

走行距離を重ねている車両であれば当然の事

走行距離が多くなくても、健康診断にて必要性が有る事が分かるかと思います。

当店においての4輪アライメント作業は予約受付にて対応しております。

前もってご予約いただけます様願います。

 

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