2019年7月4日
トヨタ/SXE10 アルテッツァ
以前に当店をご利用いただいていたオーナー様が
約10年ぶり? にご来店されました!
こちらのオーナー様はアルテッツァが新車で販売された当初に購入され
当店でレース仕様にさまざまなカスタマイズをしていました。
その当時、私がそのカスタマイズをお手伝いさせて頂き、
アルテッツァを購入しよう!と決めた懐かしい過去が♪
今回久しぶりに来店されたのは・・・
2年に1度やってくる車検でございます☆
レースから引退され、街乗り用として購入されたアルテッツァも
走行距離は約130000km。。。
今まではディーラー様で車検やメンテナンスをされていましたが、
「もうディーラーでは手に負えないって言われちゃってさ~。。。」
「まだまだ乗り続けたいから車検お願いします!」
との事で車検前点検を行った所、なかなかの状態。。。汗
オーナー様の意向も踏まえて、ちょっとガッツリとメンテナンスをしちゃいます!!
まずは油脂類のメンテナンスから!
ミッションオイル交換
デフオイル交換
を行います!
GEARオイルは当店オススメの・・・
ASH PSE 75W90、80W90を使用します!
まずはデフオイルから!
かなりの期間と距離を交換されていなかったのか
デフから出てきたオイルは真っ黒。。。
当店が推奨している交換サイクルは、
15000km~20000km毎がオススメです☆
鉄粉の量も大量です!!
こんな状態なのに、なぜデフオイル交換を推奨しなんでしょうかね??
続いてはミッションオイルです!
ミッションオイルはオーナー様のシフト操作が上手なおかげで
デフオイルほど汚れてはいなかったですが
ミッションオイルを交換しないと、ギアーの入りが悪くなり
最悪はミッションO/Hとなります。。。
鉄粉の量もそこそこのレベル。。。
もう130000kmなので、コンディションキープの為に
15000km毎に交換した方がいいですね!
続いては・・・
クーラント交換
でございます☆
使用されているクーラントの種類によって交換サイクルはバラバラですが
この年式のトヨタ車の場合はロングライフクーラントが使用されており
交換サイクルは5年です!
前々回の車検時に交換されていましたが、ラジエター内部の錆防止の為に
今回の交換となりました☆
新しいクーラントを入れたらエアー抜き作業です!
まずはアイドリングをさせてサーモスタットを開かせて、
エンジン内・ラヂエター内のエアーが抜けてきたら
ヒーター全開にしてエアーを徹底的に抜いていきます!!
大体、水温が90℃近くまで上がってエアーも大分抜けました!
クーラントは年数が経過してくるほど、
エンジンを冷却する本来の性能がどんどん低下してきます。
性能が低下したクーラントではオーバーヒートの原因や、
ラヂエター内部に錆が発生してしまうなどのトラブルに繋がってしまうので
早め早めの交換がオススメですよ☆
続いてはトヨタ車の泣き所のパワステキャップ。。。
年数の経過とともにパワステキャップのゴムパッキンがやせてきて
ご覧の通りのパワステタンクには漏れたオイルでベタベタに。。。
パワステキャップ自体はそんなに高くはないので
オイル漏れをさせない為に新品に交換します!
ここも大事なメンテナンスの1つでもある
パワステオイル交換です☆
古いパワステオイルを使用し続けると、
パワステポンプの故障。ステアリングギアBOXからのオイル漏れ。
など放置したことによる代償は何十万円もの修理代に化けます。。。
交換サイクルはオイルの劣化から2年毎に交換してあげましょう♪
すっかり綺麗になったパワステタンク+パワステオイル♪
ディーラーや整備工場で交換を推奨されることが少ないですが、
パワステオイルを交換すると、
ステアリングが軽くなる。
パワステポンプの負担軽減。
パワステの作動音の静粛化。
などなど、ぜひパワステオイルは交換してあげましょう☆
年数経過や低性能オイルの使用により発生してしまう
ヘッドカバーからのオイル漏れ。。。
そのままにしておくと、プラグホールにエンジンオイルは混入してしまい
プラグがかぶってしまい点火不良の原因になってしまいます。。。
最悪は、オイルが排気系に垂れてしまい車両火災にも。。。
まだまだアルテッツァのガッツリ車検メンテナンスは続きます!
すぐにはUP出来ないかもしれませんが
お楽しみにお待ちください♪