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タイヤの異常摩耗発生!!!! 驚

2018年9月6日

日産/マーチ K13

当店へ初めてご来店頂くオーナー様の車両でした。

「ちょっとタイヤを見てもらいたいんだけど…」

喜んで!!

と見たところ、明らかなトーイン過多の異常摩耗。

お客様へご説明し、タイヤ交換の必要性をお話させて頂きました。

「やっぱりそうかぁ~・・・」

何がどうしてこうなってしまったのかの理由は定かでは有りませんでしたが・・・・

ともかく現状把握を行い、ご説明しました。

一度はお帰りになられたのですが・・・・本日改めてご来店☆

「以前聞いた内容で、交換して欲しいんだけれども…」

ありがとうございます☆ どうしてまた!?

「うん。説明も理解できたし、わかりやすかったから!」

と、お褒めのお言葉頂戴しちゃいました♪☆

 

 

問題の装着されていたタイヤが下記画像です。。。

向かって左が内側。 右側が外側です。

 

 

外減りだけでなく・・・・・

下記矢印の部分がめくれ上がっているのが確認できますでしょうか!?

この部分こそが動かぬ証拠なんです!

斜めにタイヤを引きずってますね☆

 

 

走行距離は、まだまだかなり浅め。

でも異常摩耗!

何かしら理由がある筈です。。。。

 

 

装着するタイヤは 

WIDE OVAL 175/60R15

!!??

お気付きでしょうか?

K13ベースグレードにしては、サイズが大きいんです!!!

インチアップされている理由は?? よぉ~くよぉ~く伺うと・・・・

車両はお子様より貰ったそうです。走行1万キロ台の頃に。

今のオーナー様になってから今回で2回目のタイヤ交換。

今回捨てるタイヤの寿命は約10000キロ。

装着されている15インチホイールはマーチ純正品ではありませんでした。

伺うと、純正14インチはスタッドレスでお持ちだそうです。

ここで気になるのが、現在の走行距離で・・・・・・

新車装着の165/70R14夏タイヤは??

セット品を購入した理由は? その間に車両への問題発生は?

やはり分からない事だらけです。。。

オーナー様も、譲り受けた車ですので詳細は不明!

今回の作業+今後の経過観測にて明らかにしていくしかありませんね!

 

 

外したタイヤの製造年月日は17年30週

今日が18年33週辺り。 本当に1年間しか履いてないですね。 しかも冬期はスタッドレスを履いている。

その期間で、あの摩耗!!!!

 

 

4本共々、偉いこっちゃな異常摩耗をきたしてました。

ローテーションをされている証でも有りますかね!

 

 

外したタイヤを何となく見ていると・・・・・

!!??

タイヤ内側には引きずり痕が!!!!!

よく見れば、パンク修理の跡もあります。

オーナー様に確認したところ…

「あぁ~そう言えば1回どこかでパンクして修理してもらったね」

との事。

 

 

その際に引きずっている事への説明は!?

「??なんの話?? 治ったからOKで乗ってたよ」

!!!!!

笑って…結果オーライ

と言ってられる状況ではありませんね。

外側にも、しっかりと引きずり痕が出てますし…

パンク修理をした環境が環境であれば、致し方無い部分も正直あると思います。

でもそれはオーナー様が状況を把握し、危険性を理解している事が条件。

それを知らぬまま運転しているのは良い状況ではありませんね!

実に怖い話です。

 

 

タイヤ交換が済んだら、4輪アライメントを施工します。

 

 

こちらが現状数値。 来店時の数字と言う訳ですね。

フロントタイヤの異常なほどのイン向き加減!

ここまで角度過多になると、ご年配の方の運転でも10000キロもたないんですね。。。

ともかく、良くも悪くも明確な理由が出て来たので、、、

まずは接地角度の補正を施して参ります。

 

 

一旦はフロントトー角を調整し、

 

その後・・・

コクピットの秘密兵器!!!!!!

ホイールエクステンダー

を装着します。ある程度の外開きへ対する入力を加える事で、タイヤが走行状態に近くなります。

 

 

外側へ負荷を掛けると・・・

共に-0.6mmまで開きました!

ホイールエクステンダーを使用し、この状態が 仮走行負荷発生状態 と言う訳です。

4輪アライメントは静止状態でなければ施工できませんからね。

 

 

走行状況となった状態のまま・・・再度トー角調整を行います。

フロントタイヤの若干のイン向き調整基準値は・・・・

走行中には、走る事による抵抗発生で開く方向に大半の車は変化します。

その変化量を見込んでの、スタートイン向きと言う訳なんです。

その走行状態を見込んでの4輪アライメント調整となる訳です!!

ホイールエクステンダー使用によって☆

 

 

キャスター角・キャンバー角も特段問題があるようには見えませんでしたので・・・

オーナー様にも説明させて頂き、今回はこれにてお試しして頂く事となりました。

以後、点検を重ねる内の摩耗具合によって経過観測をおこなっていきたいと思います。

ともあれ…

ローテーションの際に、偏摩耗・異常摩耗の話は出なかったんですかね!?

パンク修理は適当には出来ない作業なのですが……

タイヤは車部品の中で、唯一地面に接している部品です。

走る・曲がる・止まる

を支えている重要なパーツです。

付いているだけでは事足りません!!!

正しく

装着されている事が必要です。

当店はブリヂストンタイヤの直営店でございます。

タイヤの事であれば何でも当店スタッフへご相談下さい。

 

* 神奈川県 川崎市 麻生区 下麻生 車 タイヤ 交換 ブリヂストン 

 

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