2017年5月19日
トヨタ/アリスト
タイヤ点検にて入庫した車両。。。
「右後ろのエアーが抜けてる!!!確認してほしい」
との事。
どりゃどりゃ・・・・・・
タイヤに外傷は無し。。。
で~す~が~
発見です☆
バルブパッキンの死亡ですね。
タイヤサイズは19インチ!!!
こんな高額なタイヤなのに、この作業の始末。。。。。
「作業してもらったところにちゃんと言った方が良いですよ!!これ…完全なる人意的ミスですから」
「いやぁ~でも…持込で変なところに依頼したので・・・・・汗」
昨今では、ありがちな話ですね。
ネットで安く仕入れて・・・持込大歓迎と謳っている業者さん。
はぐってみると・・・
予想通りなインナーパッキン!!!!
タイヤ交換自体は、1年前に行っております。
たったの1年でこんなに汚れないです☆
そして・・・エアシール部ともなるホイールリム部。。。。。。
キッタナイ!!!!!驚
タイヤはホイールに引っかかっているだけ。
こんなにカスがこびり付いている部分にタイヤが接したら、、、
とあるカス山のせいで、隙間が空きエアー漏れ。。。。
正直、あるあるです。。。。汗
外したパッキンはご覧の有様。。。。。。
ピッチリくっ付くはずの部分にもカスが当然付いてます。
すなわち・・・
この部分は、エアシールされない(浮いている)という事に。
本当に酷い作業です。
形が合うパッキンを用意。
これだけ新旧で差があります!!!
当然ですよね。
パッキンは常時締め付けられています。
ゴムが潰れて、初めてエアシールとなるのです。
ずぅ~っと潰しっぱなしが良い分けないですよね!?
当店でのタイヤ交換作業時には、必ず交換いたします。
ゴムバルブを使用しているなら、ゴムバルブの交換☆
アルミバルブを使用しているのなら、バルブパッキンの交換☆
タイヤ交換作業の「当たり前」です!!!
元に戻す前に・・・
上下のリム部を掃除します!
タイヤカスは必ず除去。
鉄ホイールだって必ず実施です!
状況により、今回のような汚れが発見された場合は
バルブホールも綺麗に磨いてから、パッキンを戻します!!
この一手間を面倒くさがるだけで、タイヤのバーストやスローパンクを招きます。
組み付け終了+エア充填終了後には、最終チェックを行います。
石鹸水かけて、ブクブクしないか。
当然、内外のリム部に石鹸水にてエア漏れチェックを行います!!!!
ここまでやって、初めてタイヤ交換は終了です。
タイヤは車の中のメンテナンス部品中…
定期メンテナンスで考えれば、最も高額なメンテナンス部品かもしれません。。。。
安く上げたいのも分かります。
が!!!!!!!!
今一度、よぉ~く考えてください。
車に乗り込み、運転してると思いますが・・・・どこを走ってますか!?
道路です!地面です!
車の部品で唯一地面に接している部品は何でしょう!?
タイヤです!!!!
車は、タイヤの性能が頼りなんです。
走る・曲がる・止まる
どんなに優れたコンピューター搭載しても、最終的に動きを決めるのは・・・・
接地しているタイヤです。
そんな重要なタイヤの整備状態・・・・・タイヤの性能以上に重要です☆
ちゃんと付いているのが、スタートライン。
その上でのタイヤの性能です。
病院選びのセカンドオピニオン同様に、タイヤ選び以上に、、、
お店選びも忘れずに!!!