2017年4月22日
日産/ティーダ
冬→夏タイヤへの履き替えにて入庫した車両。
外したスタッドレスタイヤを確認すると・・・
若干の段付き摩耗の痕が見られました。
オーナー様へ確認すると・・・
「アライメント調整!? 何それ!? 知らない」
との事。
スタッドレスタイヤの状態を説明し・・・
現物を確認してもらい・・・
原因になりうる事案を説明し・・・
納得頂きました。
が・・・
「この間、車検通したばっかりだよ!」
との事。
確認すると、確かに1ヶ月も経ってません!
しかも走行距離は現在で50000キロ。
ティーダの年式を考えると…あまり乗られない事がわかります。
すなわち、車検後もほぼ走ってない。
しかしながら・・・
車検では4輪接地角度調整(アライメント)は行わない事。
サイドスリップテストと言う類似する整備は行っている事。
類似作業ではあるが、中身は全然違う事。
何よりタイヤの摩耗状況が全てであり、事実。
ご理解頂いた上で、作業にはいらさせて頂きました。
すると・・案の定・・・上記の様な結果となりました。
ティーダはFF車で、調整箇所はフロントのトー角のみ。
調整前データで 左=イン2.7mm 右=イン1.1mm 共に許容範囲オーバーです。
以前に、カーディーラー様のメカニックの方の車両を4輪アライメント調整を行った事があります。
「定期でサイスリ(サイドスリップテスト)やってるから大丈夫!!」
とおっしゃられていましたが、訳あって当店にて施工。
当然数値はグッチャグチャでした。
納車後にお伺いすると…
「全然違う!! こんなにハンドル軽かったんだ!!」
と言っていただけました。
国の検査基準であるサイドスリップテストと当店などが行う4輪アライメント調整は
似て非なる作業です。
タイヤの事を思えば、必要作業と言う訳です☆
折角ご購入頂いたタイヤを上手に使うためにも、アライメント調整は重要です!