2016年8月22日
3~4年越しの計画を実行する日がやって参りました!!!
車輌は、カスタマイズカーにも掲載させて頂いているオーナー様の車輌。
日産シルビア/S15
既に走行距離は150000キロ走破☆
今回のお話は10万キロ過ぎから、オーナー様とお話ししておりました。
内容は・・・
足回りの見直し!!!
その為に、フルアーム交換 + ブッシュ締め直し!!でした。
10万キロも走れば、アームブッシュのゴムはカッチカチ。
しなやかさは失われています。
しかも、こちらの車輌は2万キロ台の頃からローダウン済み。
すなわち…8万キロもの間、ブッシュは捩じれたままだったと言う訳です!
外したアームに圧入されているゴムブッシュの硬度を正確に測る事は出来ませんが・・・
中を覗けば・・・
捩じれた痕。硬化による亀裂。等確認できます。
それらのブッシュが、車高調の動きの妨げとなっているとしたら!?
折角の高額商品も台無しです。
車の足は「動いてこそ」です!!!
動きしろを失い、固まった足では、本来のその車の走りは出来ません。
「そんな乗り味がカスタムカーと言う物でしょ」
は、大間違いです☆
ピョコピョコ跳ねてるのが格好良いと言われたのは、大昔。
時代は「猫足」です!!!!
作業の方は・・・・
全てのアームを交換し、あらかじめ測定していた位置へナックルを持ち上げます。
そこで仮想1G状態を作り出し・・・
各ブッシュを締め込んでいきます。
これが「1G状態での締め直し作業」。
その後は、グッチャグチャになった接地角度を4輪アライメント調整にて補正!
以上で作業は終了です☆
リアアームに関しては、取付け部の偏芯カムボルトも新品へ交換。
おかげで、トーとキャンバーが動く事☆動く事☆
めっちゃ整備性が上がりました!!!
そのおかげか、補正後の4輪接地角度がビタッと決まりました!
PIT内前後による動きの中でも、そのしなやかさは歴然☆
オーナーじゃなくても分かります。
150000キロ走破後にシルビアが息を吹き返した様な!
車は製造ラインでは、宙に浮いてます。
浮いた状態で、色々な部品が組み込まれていっています。
当然その中には、足回り構成部品も。
と言う事は、1Gでの締め込みなんかは行われていないのです。
その結果が「車体個差」なんじゃないでしょうか。
ともすれば、全ての車に対して「1G締め直し」作業は効果があるはず!!
中でもローダウン車は特に☆
愛車を守る為にも・・・
本来の動きを取り戻すためにも・・・
スーパーアライメントを当店は推奨いたします。
足回り変更後の乗り心地に満足していないオーナー様は必見の作業です!!!!
詳しくは、当店スタッフへお尋ねください。