2014年10月26日
「エンジンのオイル交換して!」
とご来店。
当店でお渡ししているメンテナンスノートを預かり・・・
油種や前回履歴を確認。。
「了解しました。今回は抜き換えのみで大丈夫ですね!」
「お願い!」
お預かりし・・・PITへ入庫。
「んっ!?」
エンジンをかけた運転席で、1つの疑問が。。。。
「あれ?現在の走行距離が・・・・・」
なんと、47508km☆
「んっ?? さっきノートに書いてあった前回の距離はぁ~~~」
そう! 31052km☆
!!!!!!!!!!!!!!!!!!
前回の交換時から、16000キロも走ってる!!!
「まぢか!!」
ボンネット開けて、オイルを確認。。
すると・・・フィラーキャップからは、オイルの焼けた臭いが。。。。
ゲージで油量を測ってみると、ほぼ下端までしか入ってない。。。。
更に、抜いてみると案の定な黒いオイルが。。。。
「こりゃいかん!」
オーナー様へ報告。
「うっそ?? そんなに走ってる??」
「・・・・・・・はい。」
ノートを見せ
「前回の日付から今日までの間に、他で交換しましたか?」
「してない。ここでしかしてない。」
「。。。。。。。。。。。。。。」
当店で多くのオーナー様に使用いただいている画像のオイル。
スノコ エコロード シリーズ。
スタンダードなエンジンオイルとしてラインナップしているオイルです。
これは部分合成油でして…
オイルがエンジンオイルとしての本来の役割を果たせるのは・・
およそ・・・5000キロ!!
それ以上は、役が果たせない!!
役とは…潤滑・保護・冷却・清掃、etc.
駄目です!! これは駄目です!!
エンジンが可哀そうです!!!
などなど・・色々とお話させて頂き、作業内容を変更♪
追加でフラッシング(洗浄オイル)とエレメント(濾過装置)も交換。
ただし…汚れていただけあって、フラッシング後の廃オイルもご覧の通り。。。
しかし、汚れを綺麗さっぱり落とすためには必須です!!!
こうなった以上、手を掛けて更なる悪化を防ぐほかありません。
1度焼きが入った金属は、元には戻りません!!!
焼きを入れないことが、エンジンの調子を保つ上で最重要ポイント☆
距離を守って、定期的な交換をおススメします。