TEL
044-989-0660
平日・日曜・祝祭日 10:00~18:30 / 定休日:火曜日、水曜日 

かなり危険な状態です!!!!!!!

2014年2月27日

E51エルグランドのタイヤ交換による入庫です。

車両は18インチへインチアップしている車両でした!

このE51・・泣く子も黙る。。。

スーパーヘビー級のボデーなんです!!

重量がハンパじゃないです。

タイヤの摩耗が速いで有名な1台ですね。

純正サイズは運転席にかいてある通り・・・

215/65R15 96S

この中で重要なのが・・・96!!!

この数字は対荷重指数を表しています。

LI値(ロードインデックス)とも言います。

1輪の負荷能力を示す数値。

96=710kg(最大値で710kg)

最大値とはJATMA(日本規格)のタイヤで240Kpaの内圧設定にした時の事。

純正表記の220Kpaでは675Kgになります。

いわば前前軸重で675×2=1350Kgが純正値。

これを下回ってはいけません!!

エア漏れ。バースト。偏摩耗、etc.

巻き起こる問題は様々。

しかしながら、一昔前はインチアップしたらタイヤは小さくするもの!

と言うセオリーと言うか流行りがありました。

よって車両に装着されていたタイヤも

234/40R18 91W

タイヤ外形でも661㎜→648㎜へダウン。

LI値においても96→91へダウン。

LI値91は240Kpa充填時で負荷指数=595Kg!!!!!!!

純正規定内圧時の675Kgより-80Kg×2輪です!!

本来なら車検にも通らない筈の仕様と言う訳です。

しかも2008年製のタイヤ。6年物です。。。タイヤの設計限度は超えてます★

でも残念ながら、車検時にここをチェックするようになったのは近年の事。

タイヤ自体も両肩が綺麗に摩耗。正しくミニバン減りしてます!

問題はここから!!!!!!

外したタイヤを裏返すと・・・・・・・?????????

どえりゃぁ~事が起こっていました!!!

ヒビどころか…完全なクラックが入ってます!!!

しかも4輪共に内側側面に1周!!!

正直・・・この先に待っているのは、突然のバースト。

バーストはタイヤが破裂する事。何の前触れも無く突然・・・

バァァァァァァァァ~~~~~~~~~ンッッッッ!!!!!!!!!

と。。。。

最初の赤丸2枚の画像は地面に置いた状態。

3枚目がタイヤ自体に負荷を掛けた状態。

実走行時とは異なりますが、これだけ深く割れていたと言う事。

本当に危険です!!!

タイヤのサイズ選び。

空気圧管理。

この2点を疎かにしてはいけません。

どんな高級車でも、安全装置多様車両でも、、、

走っている路面に接しているのはタイヤだけ。

タイヤが無ければ、どんな電子制御も意味を持ちません。

走る。止まる。曲がる。

全てはタイヤ=ゴムから始まる運動!!これがあって初めて意味を持つ。

上記が正常だからこそ成り立つ、先進の電子制御システム。

正しく

「事件は会議室で起こってるんじゃない!! 現場で起きてるんだ!!」

  (電子制御や安全ユニット)    (地面とタイヤの間)

です★

ご自身で確認しきれない部分は、当店などタイヤ専門店へお尋ね下さい。

点検は無料で行っております。

記事検索

※車種・商品等で記事の検索ができます

  • メーカー

  • 車種

  • 商品

  • サービス

  • 記事指定

  • フリーワード

カレンダー

<<2024年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
相談する 予約する