2013年5月18日
なんだかよく分からないタイトルになってしまいました。。。
が、内容は濃いですぞ★
以前より何度かご紹介しているブッシュ締め直し作業でございます!
今回の患者さんはVITZ! 先日車高調を組み付けた車両です。
本日は車高調整&締め直し&4輪アライメントにてご来店!
車高調整と締め直しからスタートです。
可能であれば前後行いたいのですが・・・
ヴィッツのフロントロアアームのメンバー側ブッシュ×②は、ボルトが車体に対して縦に刺さる向きなので必要無しでございます。
よって
リアアクセルアームの着け根・・強大ブッシュ×②のみとなります!
ショックロア側を外し、スプリングを抜きます。
そしてブッシュを緩めます。
この状態から(アームを完全フリーにする)作業開始!
最初に測っておいたナックル中心~フェンダーアーチ迄の距離までアームを持ち上げます!
(リフトUPの状態にて1G接地状態を作る)
左右均等に持ち上げたその場で締め直し!!
そうする事でブッシュの余分なたわみが解消され、稼働領域が広がります!
ローダウンすると、つぱった感じが出ますよね??
実はその症状は、サスやショックが原因では無いんです!
ブッシュの稼働域の問題なんです!!
有る程度の遊びが有ってこそのゴムブッシュ。
ローダウンする事でアームは万歳!
駆動させる事で万歳状態から更に万歳!?
って人の関節と同じで限界が有りますよね??
自分の力で肩を上げられる所まで上げた後で、他人に更に上げられたら・・・・
「いたたたったっ!! 痛い!!!!! 痛い」ってなりますよね。
車体にも同じ事が起こっているんです。
限られた領域を使いこなせれば、車はしなやかに動くものです★
作業後の仕上げに4輪アライメントは必須ですぞ!!
ちなみに・・・
先日同じ作業を行ったエスハイのオーナー様からは・・・
「全然違う! 乗ってすぐに分かったよ!!もっと早くやっとけばよかった!!!」
とお声を頂けました!!