似て非なる1台☆ PART2

似て非なる1台☆ PART1

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前回からの引き続いての、ヴェルファイア 4WDの作業紹介です☆

足回りの組み付けが完了致しましたので、それ以外の作業を進めて参ります!

先にご紹介した BILSTEIN ビルシュタイン 車高調もそうなのですが

ここからも、悩みに悩みぬいた末にたどり着いたパーツチョイスです☆

4WDですと

強化スタビライザーの適合がございませんでした。。。。悩

スタビの有り無しは大きな違いです!!!

その穴を埋めるには???

色々探し回った結果・・・・・・・・・・・・

下記商品を用意しました☆

 

TRD PERFORMANCE DAMPER　パフォーマンスダンパー

でございます!!

フロント+リアのセット品でして

サイドメンバーを前後端で横に繋ぎ、揺れやネジれを抑制する為のパーツでございます。

基本的には 補強バー ですが、単なる突っ張り棒ではございません。

補強的ニュアンスにて筋交いの役目を果たしつつ

ダンパーによる制御が働くので、振動吸収/揺れ吸収にもなり、

クルマの動きが非常にマイルドになってくれるようなパーツです☆

 

 

リア取付に際しては、バンパー脱着が必要!! 汗。。。

持ち込まれた車両そのものが、ほぼほぼ新車!!! しかも黒!!! でしたのでちょっと焦りました☆汗

 

 

そんな焦りの中、ギュウギュウに作業をこなしていたので、、、、

気付けば完成図。。。。。礼。。。。

取り付けてしまえば、一切人目に触れる事無く動き回る代物です。

 

 

フロントに関しては、潜れば作業が可能です!!!

画像では分かり難いかも知れませんが

画像右側が車体前方です。

灰色部＝レーンフォースと、その左隣、黒色部のフロントメンバーの間に装着します。

 

 

フロントはバンパーの脱着なく作業出来ますので楽ちんですぞ!!!!

このダンパー、

一時期は各トヨタ系カーディーラー様においても販売されていた商品。

30系プリウスが出た当時だったと思います。

正直、結構なお値段致しますが、効果はてき面かと存じます♪

本来はスタビを装着したいところでしたが、

パーツ設定がなく今回はそれに代わる 対策① として盛り込みました。

 

 

対策②

次に用意したのは

TRD ドア スタビライザー & ブレースセット

でございます!!!!

名前こそ探していたスタビライザーでは有りますが、施工ポイント・部品共々

意味合いが異なる商品です。

 

 

ドアを開けると、下の画像の様な突起部がございますよね??

ドアを固定する為のボディ側の受けです。

 

 

純正台座はそのままに

プラスとしてスペーサー的な部品を装着するだけ!!!

 

 

一方、ドア側の受けはというと、

 

 

少し分かりづらいかも知れませんが

ボディ側同様に純正ビス共締めにより、プラスとしてスペーサー的な部品を固定するのみ!!!

この2つのパーツの装着でより密着するようになり、隙間を少なくしているのです。

ドアを閉めたときの剛性感が高まるのです☆　(私のマイテッツァにも装着済みでして体感済みです☆)

アルファードにおいては、リアドアが左右ともスライドの為、フロントドアのみの施工となります。

余談ですがホンダ N-ONEって触った事はございませんか??

ホンダが拘っただけあってか、ドアの閉まり具合が普通じゃございません事よ!!笑

如何にも軽自動車な感じってあると思うのですが

N-ONEはかなり特殊だと思います。

 

ドアは車のボディの中でも1番大きな 穴 と言えます。

よく車を「箱」に例えますよね??　それは正解だと思います。

長方形でも、正方形でも、箱は各面が支え合って剛性が保たれてますよね??

キャビンに限れば6面あります。　

クルマの場合、乗降場所には大きな穴が開いてます。

段ボールの箱をボディに見立てて考え、ドアの様に穴を開けたら・・・・

箱そのものの剛性感たるやガタ落ちですよね??　想像の範疇ですよね???

しかしドアは必要です。

よって閉まっているときの ドアとボディ＝蓋と穴 みたいな関係性をより強固にする!!

スペーサーを間に挟むのは、隙間（クリアランス）を無くし密閉性/密着性を上げる事が目的です。

それによって箱＝ボディの剛性感が高まるのです!!!!

突っ張り棒を入れるボディ補強とは一線を介したパーツですぞ☆

 

 

さて、補強にはまだ続きがございます。

それは腹下の補強パーツ☆ ブレースバー !!!

下の画像の赤い矢印で示した上段2か所部分がブレースバー装着箇所です。

 

対策③

TRD メンバーブレースセット

こちらも同様に腹下補強パーツ☆

赤い矢印下段2か所部分。

 

 

画像上部（手前）がフロント側です。

フロントメンバー付け根～サイドシルを経由して～リア側フレームへ固定

一般的な横方向への筋交いではなく

車両縦方向での筋交いが入っております!!!

突っ張る!

抵抗する!

反発する!

と言ったような、THE補強では無い事が分かって頂けるかと。。。。。。

 

 

ドアスタビライザー + ブレース補強

が完成しました!!!

 

 

トータル仕上げ段階にて、4輪アライメント調整を施工。

今回は、ブッシュ締め直しも施工させて頂きましたので

アライメント数値は案の定グッチャグチャ。。。。

でも大丈夫☆

補正すればいいだけですのでね!

 

 

これにてババンッと完成☆

車高はオーナー様の要望もあり、BILSTEINの限界値までローダウン!

それでも地上高はOK☆

やはり落とす事が目的で無い事がヒシヒシと伝わってくる足回りです。

調整もバネ調ですからね!

 

 

メーカーHPで見ると、一抹の不安もあったのですが

装着し、調整してみると

！！？？

良いじゃん♪ 良いじゃん♪

って具合まで落とせたので良かったです☆

 

 

トータルの仕上がりにおいては

物凄くマイルドなミニバンになりました!!!

ルックスと走行性能をうまくバランスさせた1台になりましたぞ☆

個人的な贅沢を言うと、やはり強化スタビライザーのカチッとした感じが好きなので

僅かばかり物足りなさを感じてしまう部分もありますが

そのスタビを使わずに仕上げた割には、高評価な1台の完成です!!!

前回の30には入れなかった補強系パーツ。。。

是非、2WDのスタビ入り車両にも付けてみたいものです。

また35系4WDアルヴェルにお乗りのオーナー様!

この仕様・・・そのまま真似してみて下さい☆

ファミリーユースにおける快適性を犠牲にせず、

ドライバーの“走らせたい”という気持ちに、しっかりと応えてくれる車になると思いますよ!!!

間違い無く…

車高調装着だけでは到達できない領域かと存じます。

いやぁ～時間掛かっちゃいました! 汗。

でも、今までになかった組み合わせにによる仕立てに、ちょっと感動すら覚えたほどです☆

ご興味ある方は、是非当店スタッフへお尋ねください。

 

さぁ!!!

ミニバンを

走らせましょうぉ～☆