2018年2月8日
トヨタ/クラウン 18系
当店のWEBをご覧になり来店頂きました。
「距離も距離で・・・仕事で使ってるんだけど、最近ちょっと怖くなってきた!!」
との事でした。
車両はロイヤル16インチ仕様車。
この型のクラウンは長く愛用されているケースが非常に多いですね。
当店のみでも、思い出せるだけで5台はいらっしゃいます。
皆10数万キロ走破していて、皆足回り交換を行っています!!!
「前から気にはなってたんだけど、、、揺れが止まらない感じ。ふらつく!」
ともなれば・・・
間違い無くショックはご臨終でしょうねぇ~。。。
と言う事で・・・ご注文頂き、本日より作業となりました!
車両の走行距離は・・・・
180775km
いってますねぇ~♪笑
過去に足回り交換を行った形跡も無し。。。
本来なら2回目位の走行距離です!
施工前の右前車高。
新品に換えた途端・・・・どこまで上がるでしょうかねぇ~!?
その上がった分だけ、弱ってた証拠です!
作業にあたり・・・
ご用意したのは、KYB エクステージ ショック
18系ロイヤルはこの1点設定のみ!
何気に、減衰力が前後に備わっているので青ショックより便利ですぞ♪
当然1台分丸々交換します。
定番のNew SR SPECIALと違って、ちょっと・・・なんか・・・リッチでしょうぉ~笑!
ショック交換と同時に、サポート部品も総とっかえ♪
バネだけ再利用致します。
最近の車両でリアの足回りですが・・・
この仕様が流行ってますよねぇ~。
ロアアーム切らないと、ショックが外れないパターン!
なにぞ…
理由が有るのですかなぁ~?
因みに、ナックル側+メンバー側共に緩めれば作業が楽になりますぞ!
リアショックのサポートパーツ。
ロア側スプリングのインシュレーター。
お疲れ具合が滲み出てます!!!
パリッとリニューアル♪
気付けば・・・フロントもね!!!!
?????
やややや・・・・っ!!!
フロント左から外したショックは、完全に抜けてますな。。。
ショックの中にはオイルが封入されています。
使い続ける事で、粘度が無くなりサラッサラに。。。。
もうこの段階でヘタってます!
でも、車検は通ってしまいます。
次の段階は、そのサラサラオイルが漏れ出してくる!!!
画像の症状です!!!
粘度が有る物に対しての封入はされていますが・・・サラッサラな粘度に対しての封入は・・・・ねぇ・・・・汗
挙句、粘度が無くなる=摩擦が高くなる=発熱しやすくなる=パッキン類に不要な熱が入る
なぁ~んて事の繰り返しで・・・
いつの日かには、オイルが漏れ出してきます。。。
ここでようやく車検にひっかかるのです。
ショックがヘタっている状態で運転すると・・・
①ブレーキの利きが甘くなる
②タイヤの摩耗が早い
③車の挙動が不安定になる
もっと細かく言えば
④ブレーキの摩耗が早くなる
⑤アームブッシュへの負荷が大きくなる
⑥ハンドル操作に対するレスポンスが悪くなる
⑦挙動が落ち着かなくなる
なぁ~んにも良い事、あらぁしましぇん!!!
本来であれば、漏れ出す前の交換が理想的です♪
車の性能を損なってからでは、遅すぎるのです。
新品→中身だけヘタる→漏れ出す
真ん中の「中身だけ」の時がメンテナンスサイクルです!
中身→漏れ までの間の気付かない走行がリスキーになるだけですから。。。
用途云々で寿命は様々変化します。
が!!!!!
言える事は
50000キロ走行したら、交換時期なんです♪
ショックメーカーのKYBも同じです。
せめて…10万キロ以上乗り続けるのであれば、その段階で交換を推奨いたします。
結果
ショック本体・サポートパーツ・スタビリンク
を交換しました。
180000キロもの間・・・お疲れ様でした!
仕上げは4輪アライメント調整。
骨格を正して・・・タイヤを真っ直ぐ転がしましょう!
今回は、足回りをバラッバラにしたので調整作業は必須です。
はいっ!!! 完成♪
施工前との比較ですが・・・・
めっさ上がりましたな♪
ってか…
18ロイヤルの新品って…
こんなに車高高いっけ???驚笑
当然、テスト試走させて頂きましたが・・・
もうぉ~次元が違いますよ!
振動を受け止める力。
車体を支える力。
車高が上がってロールセンターだって上がったはずなのに・・・
こっちの方がふら付かないって!!!
すぅ~ごぉ~くぅ~なぁ~~~~~~~い♪
今の愛車を長く乗ろうと思われているオーナー様には必見の案件です♪
車は部品交換で若返ります☆
50000キロ・100000キロと走行を重ねている車両オーナー様は、是非1度ご検討してみて下さい。
店頭にてお見積もりの作成も致します。