KIZUNA STORIES

高い技術力とお客さまに対する真摯な対応へのこだわりが、愛車の理想像の具現化と豊かなカーライフの実現を支える

高い技術力とお客さまに対する真摯な対応へのこだわりが、
愛車の理想像の具現化と豊かなカーライフの実現を支える。

コクピット西部

 街乗り用のボルクレーシングG025から、サーキット走行のために用意したダッシュホワイトのTE37ウルトラ トラックエディションⅡへと、いままさに履き替えを行っているスバル WRX STI。オーナーは以前からPOTENZA RE-71RSを愛用しているが、これまでよりもぐっとワイドになったリアルスポーツPOTENZAが、真っ白なTE37とともに驚くほど存在感を放っている。
 主にドライブなど走りを楽しむためにステアリングを握るという大宮政美さんが、WRX STIを購入したのは2018年のこと。リアビューをご覧になっただけでも、魅力的なモディファイが施されていることがお分かりいただけると思うが、大宮さんは手に入れるとすぐに以前から付き合いのあった福島市のコクピット西部で足回りやボディパーツを装着。その後もとどまるところを知らない現在進行形のカスタマイズを満喫している。

 2020年にはコクピット・カスタマイズカー・コンテスト(CCC)にエントリーし、TEIN賞とその他国産車部門賞をダブル受賞したほど完成度は高められていたが、今回のニュータイヤ&ホイールは冒頭に記したようにサーキットランに向けた組み合わせだ。間近に迫ったコクピット主催のエビスサーキット走行会へ参加するために選んだが、愛車のパフォーマンスを存分に味わうことができるよう、取り付け後には足回りのセッティングも見直しを図る。
 コクピット西部は、地域に根ざしたブリヂストンのタイヤ専門店だが、タイヤ、ホイール、そしてサスペンションキットはもちろんのこと、その性能を発揮させるために欠かせないアライメント調整、ブレーキシステムのメンテナンス、さらに油脂類等の交換など、愛車で走りを楽しまれるクルマ好きを手厚くバックアップし続けている。

商品の魅力を知り尽くし、アフターフォローにも気を配る

商品の魅力を知り尽くし、アフターフォローにも気を配る

 優れた技術力とノウハウを誇るコクピット西部の足回り関連作業については、お客さまがどのような乗り味を求めているのか、気がかりは何なのかなどをじっくりとうかがい、ご要望に即した仕上がりになるまで測定・調整・試乗を繰り返す“スーパーアライメント”を実施しているほか、サスペンションがしなやかに動き、乗り心地にもよい影響を与える“1Gでの締め直し”作業にも対応している。
 一方、こうしたタイヤ・ホイール、足回りを中心としたカスタマイズと並んで、コクピット西部が得意としているのがRECAROシートの販売・取り付けだ。試座シートがずらりと並んだRECAROコーナーで話が盛り上がっていたのは、WRX STIにお乗りの大宮さんとコクピット西部の岩城和男マネージャー。大宮さんはRECAROのフルバケットシート PRO RACER RMS 2700Gを愛車に装着済みだが、展示されていた同じモデルに収まりながら優れたサポート性を絶賛していた。

 ちなみにコクピット西部のホームページを覗いてみると、「RECARO装着事例」というコーナーが設けられている。それだけ装着実績が豊富ということなのだが、それぞれの取り付け記事には、「不具合等あればご相談くださいね」という言葉が添えられていることが多い。
 シート交換はポジションがビシッと決まったと思っていても、使用している間に違和感が生まれることがままある。そういった場合を想定した、購入後のきめ細かい対応がうかがえるわけだが、それはRECAROの取り付けに関するノウハウが蓄えられているからこそ。またコクピット西部では、知識やノウハウのスタッフ間での共有を心がけ、お客さまが相談しやすい環境も整えられている。

オーナーと変わらぬ魅力溢れるアイテムに惚れ込む気持ち

オーナーと変わらぬ魅力溢れるアイテムに惚れ込む気持ち

 コクピット西部のお客さまをもうひとりご紹介したい。愛車はZ32 フェアレディZ。ご覧のようにとても美しいコンディションに保たれている。オーナーの菅野秀徳さんは、高校生のときから憧れていたZ32を19歳で購入。人生で初めて所有したクルマを愛でながら20年目を迎えた。NAの2by2、そしてTバールーフという仕様で、オリジナルのスタイリングが大好きだから、オールペイントを行った際にエスコートとボメックスのエアロを装着したもののさりげないモディファイに留めている。
 菅野さんはZ32購入当初からコクピット西部を利用しているが、カスタマイズだけでなく日頃のメンテナンスについても相談することが多いと言う。走行距離が15万kmに達したネオクラシックの範疇に入るモデルだけに、健康維持には気を配っている。コクピット西部ではそんなオーナーの思いを汲み取りながら、さまざまなお客さまのさまざまなクルマに相対している。

 さて、こちらのZ32は2019年にオールフェアレディミーティングのZ32部門で優勝するなど、そのセンスのいいカスタマイズを広く認められているが、オーナーは最近大きな決断をした。ホイールメーカーのRAYSが2022年のカタログとリーフレットを制作した際に、コクピット西部がその写真撮影に協力。こちらのZ32が新作となるボルクレーシング21Cを装着して撮影に臨んだのだ。そして菅野さんは掲載された愛車の姿を見てホイール交換への思いが強くなり、ついに21C装着に至ったわけだが、それには以前履いていたボルクレーシング GT-Cのイメージが21Cに重なることも大きかったようだ。
 こうした経緯からも推し量れるように、RAYSとコクピット西部の関わりは深い。高品質ホイールに対する揺るぎない信頼と、たくさんのRAYSホイールを販売してきた実績が、信頼という絆を生み出したに違いない。

愛車への想いを受け止め、クルマ好きのよき相談相手にる

愛車への想いを受け止め、クルマ好きのよき相談相手に

 店舗内にはボルクレーシングをはじめとするRAYSホイールが数多く展示されている。21CのほかGT-C、TE37SLなどを装着してきた菅野さんはもちろんボルクレーシングファンだから、ホイールを新調したとはいえずらりと並んだRAYS製品を眺める表情は真剣そのもの。岩城マネージャーも鍛造ホイールの話になると説明がより熱い。
 そんな岩城マネージャーは、コクピット西部とともに歩んできた30年以上にわたる時間を振り返ると、人と人とのつながりを大切にすることで培ってきたものが、いまかけがえのない財産となっていると話す。このお店にまかせれば大丈夫、この人のアドバイスは的確だ・・・。そんなふうに訪れるお客さまから信頼を得ることが欠かせない仕事だが、そのために心がけてきたことを、岩城マネージャーはふたつ挙げてくれた。

 ひとつは、常に真摯な姿勢でお客さまと向き合うこと。まずはじっくりとお話をうかがい、ご要望や、困っていることを的確に把握する。そして、お客さまが満足できる、納得の答えを用意する。そこにはさまざまな事案に柔軟に対応できる豊富な知識やノウハウが必要なことはもちろんだが、いちばん大切なのはお客さまを思う心なのである。
 そしてもうひとつは、しっかりとした技術力。思い描く愛車の理想の姿を現実のものにする確かなスキル、そして日々のメンテナンスをはじめ快適なカーライフをサポートする優れた専門性をもっているからこそ、揺るぎない信頼を得ることができる。タイヤやカスタマイズパーツを販売することも大事な仕事だが、それを取り付ける作業、そして自動車認証工場としてクルマの整備・修理について、岩城マネージャーは強いこだわりがあるという。
 お客さまからだけでなく、地域の自動車ディーラーなどから難易度の高い作業依頼が多いのも、コクピットならではの技術力に厚い信頼があるからだろう。お客さまを思う心と日々研鑽に余念のない技術力。それがコクピット西部を支えている。

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