2017年10月26日
三菱/i
もう皆様ご存知の4輪アライメント!!!!
車種それぞれで、調整箇所が違うのですが・・・
調整箇所を増やす事もクルマによっては可能なのです☆
増やす理由は簡単。
より正確に調整する為♪
車の4輪セッティングを正確に出すには、
純正で与えられている調整箇所では足らない場合もあります。
備わっているのは最低ライン、必要な部分のみ!
より精密に
より細かく
よりしっかりと
調整・セッティングを出すには、調整できる箇所を増やすのが一番!!!!
そして大きな作業にしなくても、案外安易に追加できるのが??
フロントタイヤのキャンバー角。
地面に対して、タイヤの立ち方がハの字なのか・・・逆ハの字なのか・・・
言うなれば・・・ 休めの姿勢 と きをつけの姿勢 の事です。
正常な状態=地面に対して直立→ ||
①休めの姿勢=ネガティブキャンバー→ / \
②きをつけの姿勢=ポジティブキャンバー→ \ /
①の状態の場合・・・当然内側が減りやすくなります。
でもコーナリング時など安定感は向上!
②の状態の場合・・・対して外側が減りやすくなります。
小回りが効く様になります!ハンドルが軽くなります。
どちらにおいても、基準値(ほぼ直立状態)対比での話です!
寝かすも起こすも…ビミョーに味付けが行われるわけです。
訳あって、そこから逸脱した場合。。。 訳あって、変化させたい場合。。。
に役に立つのが!?
EZカム
でございます!!!
元々装着されているボルト1本と差し替えるだけ。 強度確認は問題ございません!!
差し替えるだけで…±1’50程 調整が可能になります♪
車検も問題ありません!
今回入庫している車両は・・・
フロントタイヤの外側の偏摩耗が気になりご来店。
ボルトを装着し、ネガティブ方向へ振りたい!!との事でした!
画像上側=純正品
画像下側=EZカム
ボルトに備わっている「カム山」が確認出来るでしょうか!?
あのでっぱりの当たる部分によって、締め付け位置に変化を起こし…
キャンバー角が調整できるようになるのです。
因みにスバル車には標準で備わっている機構です。
ストラットボルトの上側を交換。
ボルトの取り付けが終了した後に
4輪アライメント調整を行い、角度合わせを行います!!
途中、都度オーナー様とご相談させて頂きながら、作業を進めました。
言ってしまえば、自分の好みで基準値から外れた数値へ送り込むわけですからね!!! 笑
確か・・・
最終的には・・・
フロントキャンバーを-1’30に合わせたはずです。
刻みすぎても分かりにくい部分があるので、あえて大きく動かしました!
しばらく走らせた後に、タイヤ減り具合のCHECKと共に、、、、
今後の策を考えさせて頂きます♪
今回の 「i」 の様な・・・
後輪駆動車でもフロントタイヤの負荷は発生します!!
曲がってはもちろん、止まっても前輪の大事な仕事です!!! 汗。
進行方向に対しての内股・外股を測定する
トーIN/OUT
調整だけでは事足りません!!
タイヤの減り方。 ハンドルの応答性。 気になっている方がいらっしゃれば・・・
是非ご相談ください!!
その悩みは・・・アライメントで解決可能な事案かも知れませんよぉ~♪