2015年7月2日
先日からお預かりしているホンダ/FIT.
本日、作業に着手いたします。
オーナー様はWEBにてご来店。
内要は足回り交換!
車両の走行距離は・・・
なんと22万キロ!!!!!!
「いよいよ運転しているのが怖いレベルになってきた。」
とオーナー様。
オイル漏れしていない事が奇跡的ですが・・・
流石に…限界突破でしょう。。笑
と言う事で・・・チョイスしたのはKYB(カヤバ)NEW SR(ニューエスアール)!!
純正比+α程度のアレンジのショックです!
減衰力調整で言うところの…3段締め位でしょうか!?
ショック交換に伴い、足廻りのサポート部品も全て交換いたします。
ホンダ純正部品を多数用意しました。
ショックが生き返っても、それを支えるゴム製品が痩せて硬化していれば性能も半減。。。
やるならやらないと勿体無い箇所です!
リアショックは特にアッパーブッシュ!!
1点止めの場合は、必ずボデーを上下にゴムブッシュで挟んで固定しています。
そのブッシュが痩せて硬化すれば・・・
足の振動や動きがダイレクトにボデーに伝わってしまいます!
痩せてクリアランスが開けば、異音の発生源にも!
無駄なショック自体の動きは、本来の仕事の邪魔にもなりかねません。
ご覧の通りに、当然の結果ですが新旧の差は歴然☆
スプリングのサポートシートも交換。
フロント足廻りで大きく問題になるのが・・・
こちらもアッパーマウントゴムとベアリング!!
この2点は特に重要です。
マウントゴムは先ほどと同じ!
ベアリングはハンドル操作に大きく関わってきます!
動きや戻り…振動…音 etc.
全て交換いたしました。
当初予定には入っていなかったフロントのスタビリンク!!
作業時に外そうとした所・・・内側の六角穴が飛びました。。。。汗!!!!
外ナットの固着が原因です。。。
オーナー様に急遽ご連絡し、新品を取り寄せました!!
仕上げは勿論、4輪アライメント☆
こうして10年前の車も甦るのです!!!
オーナー様に愛し愛されている1台ですね♪
正直…今回の22万キロは特例だと思います。
基本、ショックメーカーの見解でも基本性能は7万キロが限界!!!
それ以降は低下の一途。。。
「昔に比べて、フワフワする。」
「高速道路でふら付く」
「ブレーキの効きが悪くなった」
「タイヤの減りが早くなった」
「子供が酔うようになった」
etc…
症状や症例は様々ですが・・・7万キロはイコールコンディション!!!
どの車も同様に現れるのです!!
安心安全快適の為に、7万キロ超えてもまだまだ乗り続けるのなら・・・
足廻りも見つめ直してあげてくださいね♪