KIZUNA STORIES

自ら体感した“いいもの”だけをすすめたい……豊富な経験とノウハウはそのためにある。

自ら体感した“いいもの”だけをすすめたい……
豊富な経験とノウハウはそのためにある。

スタイルコクピットフィール

「振り返ってみると、初来店からもう10年経ったのかな……」と、愛車のすべてを任せているスタイルコクピットフィールとの関わりについて話し始めたのは、コクピット カスタマイズカー コンテスト(CCC)で何度も賞典に輝いているゴルフⅣ GLiのオーナー、風早義視さんだ。
 サテンシルバーメタリックのゴルフⅣは、新車で購入した1999年式。オーナーの手許にやってきてから20年近くが経つとは思えない、素晴らしいコンディションに保たれているが、その勘所を押さえたカスタマイズにもニヤリとさせられる。
 風早さんがスタイルコクピットフィールを初めて訪れたのは、当時のもう一台の愛車、1G-FE 直6搭載のアルテッツァに関する相談だったそうだ。足回りのチョイスについてアドバイスを受け、CUSCO の車高調を装着した。

 以来、スタイルコクピットフィールでは歴代のクルマについて、メンテナンスはもちろん、“もっとワクワクするクルマへの変身”を手がけているが、現在所有するもう一台の愛車、ハリアーも満足の仕上がりだという。実はこちらもCCC2018でSUVクラス2位に入賞している。
「中途半端なカスタマイズはしたくない。“ああしておけば、こうしておけば”とあとから気にすることのないよう、きちんと仕上げたいといつも思っています。そんな要望に、舘(だて)店長はなるほど!と納得できる答えを用意してくれるんです」と、風早さんのスタイルコクピットフィールへの信頼は厚い。

自分らしく手を入れ、常に最高の状態に保ち続けてきた。

自分らしく手を入れ、常に最高の状態に保ち続けてきた。

 風早さんはゴルフIにも乗っていたことがあるというドイツ車ファンだが、ゴルフⅣを見初めたのは、ちょっとした偶然のいたずらだったという。
「アウディA4を品定めにショールームを訪れたとき、フォルクスワーゲンも併売していた店舗でデビューしたばかりのゴルフⅣが展示してあったんです。それがとても気に入って購入しました」と風早さん。
 どうしてもサンルーフ付きがほしくて、オーダーから半年待ったというゴルフⅣが納車されると、クルマは必ずカスタマイズを行うという根っからのクルマ好きゆえ、すぐに手を入れていくことになる。そして徐々に仕様変更も加えながら、気がついたらもう20年。あっという間だった。
 たくさんのクルマを乗り継いできたけれど、不思議と手放す気にならなかった理由は、まずのそのスタイルがとても好ましいからだという。

 すっきりまとまっていてスマートさも感じられるけれど、その中に硬派なテイストも見え隠れする。そのドイツ車らしい精悍さ、スポーティさがいちばんのお気に入りポイントなのである。それゆえ、より迫力の増したVR6エンジン搭載の高性能バージョン“R32”が登場したときには、かなり心を揺さぶられたそうだが愛着が勝った。
 そうしてもうひとつ、強く感じる魅力は“走り”だ。いまはハリアーも所有するので、週末に走りを楽しむために運転する程度。とくにワインディングを駆け回ったり、ハイウェイドライブに出かけたりというわけではないのだが、速くはないけれど、ゴルフの乗り味は琴線に触れるという。ステアリングを握ると気分が高揚してくる。「このクルマ、スロットルはワイヤー式なので、人気のスロコン PPTが装着できないんですよ。でもそんなアナログなところが、味わい深いドライブフィールにつながっているのかな」と風早さんは笑う。

熱い気持ちをくみ取ることが、手厚いサポートにつながる。

熱い気持ちをくみ取ることが、手厚いサポートにつながる。

 こんなふうにクルマとの相性がよかったこともあるが、想い描いた理想をカタチするカスタマイズの実現も、ゴルフⅣとの長い付き合いにつながっているのだろう。
 風早さんはスタイルコクピットフィールを“クルマのことは何でも相談できる”と信頼しているが、中でも自身がこだわりを持つホイールマッチングについては、そのノウハウに驚かされそうだ。
 同じホイールでも、サイズによってまったく装着イメージは変わるもの。そしてそのチョイスはなかなか奥が深い。「相談する過程でも、舘店長の説明はとてもわかりやすいですね。商品について理解が深いことがその理由のひとつなのでしょうが、絵や図を描いて説明を補足してくれるので、仕上がりの状態をイメージしやすい。そして、楽しそうにアドバイスをしているところを見ていると、“この人もクルマ好きなんだな”と思います」と風早さんは話してくれた。

 またスタイルコクピットフィールでは、ホイールのサンプル展示を積極的に行っていて、カタログだけではわからない風合いや仕上げが確認できるのも助かるという。
 現在、ゴルフⅣには18インチのWORK Seeker CXにPOTENZA Adrenalin RE003を組み合わせて装着しているが、POTENZA S007Aがかなり気になる存在らしい。「S007AはS001の進化モデルだから、パフォーマンスはきっと満足できるはず。それにトレッドパタンがいいんですよね。あの縦溝の入り方はとてもカッコいい。ショルダーのロゴデザインも好みです」。
 なるほど、風早さんにとっては、タイヤはドレスアップの一面としても譲れない部分があるようだ

わずかな変化も見逃さず、理想のセッティングを追求する。

わずかな変化も見逃さず、理想のセッティングを追求する。

「クルマを自分好みに仕立てたいとご相談にいらっしゃる方は、たとえぼんやりとしたものであっても“こうしたい”というイメージがあります。それをきちんとカタチにするのが私たちの役目です」とスタイルコクピットフィールの舘店長は言う。
 また、タイヤやホイールのサイズチョイスに悩まれているときには、適切なアドバイスをすることも大切な役目。さらに車高調等を取り付けてローダウンする場合には、お客さまの要望や使用環境などを的確にくみ取りながら、どの程度の車高にセットするかをきめ細やかに決めていくことが大切だと話す。できるだけ低くカッコよくと攻める方から、普段のクルマの使い方に制約のある方まで、仕上がりのイメージはひとりひとり違うもの。徹底して打ち合わせを行うことで、お客さまの理想に近づけていくのがフィール流なのである。
 さて風早さんは、カスタマイズはもちろんのこと、メンテナンスもスタイルコクピットフィールにおまかせだ。エンジンオイルはパワークラスター、バッテリーはパナソニック・カオスなどなど、厳選された商品で素晴らしいコンディションを保っている。そんな消耗パーツのほか、PPTやBREXのドライブレコーダーなど、たくさんのお客さまの支持を受ける“定番”と呼べるアイテムがスタイルコクピットフィールには数多くある。

 こういった商品については、可能な限り自ら使って確かめてみて、これはいいなと思ったものをお客さまにおすすめしたいというのが、舘店長の信条だ。
 常に目利きであり続けるべく、アンテナを張り巡らせ情報に敏感であろうとしているが、それは“当然のこと。ひとりのクルマ好きとして、とても楽しいこと”でもあるのだという。そして、スタイルコクピットフィールにおいて、こういったクルマに対するこだわりが究極のカタチで現れるのは、やはりアライメント作業だ。
舘店長自身の愛車も、購入後から3ヵ月ほどの間に10回以上(!)アライメント調整を行ったそうだが、ほんのわずかな乗り味の変化を感じ取り、その数値の違いを確認することで経験値を積み重ねていく。そんな繰り返しの中で蓄積された独自のノウハウが、スタイルコクピットフィールの宝なのだ。コクピットの新しいアライメント作業メニューであるホイールエクステンダーによる調整についても、そういった繰り返しの中で精度を高め欠かせない作業になっていくのだろう。
「お客さまと同じ目線でクルマと接しながら作業をすることで、見えてくるものがあります。そしてクルマの楽しさを忘れない。それがとても大切だと考えています」と舘店長は締めくくった。

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