Q
「POTENZA RW007」について教えて。
美しいメッシュデザインを採用した「POTENZA RW007」はどんな特徴のあるホイールですか?
A
コンマ1秒に徹底的にこだわったリアルスポーツホイールです。
レーシングドライバーがテストを重ね、膨大なデータを分析することでデザインを決定し、モータースポーツにおける機能を徹底的に追い求めた鍛造1ピースホイールです。

コンマ1秒に徹底的にこだわったリアルスポーツホイール「POTENZA RW007」
2×5ツインスポークのダブルフェイスからなる独特のメッシュデザインを採用した、鍛造1ピースホイール「POTENZA RW007」。一見ドレスアップホイールと見紛うばかりのスタイリッシュな装いですが、それは「最速」というミッションをクリアするため、さまざまなデザインパターンを用いてプロドライバーによるサーキット走行検証を実施した上で選ばれています。
ラップタイムだけでなく、POTENZA RE-71RSをはじめとしたタイヤとの組み合わせによるフィーリングも緻密に確認。さまざまなデザインパターンのメリット、デメリットを膨大なデータから分析し見極め、最速のために必要なポイントだけを集結したリアルな機能美デザイン。それこそが「POTENZA RW007」のリアルスポーツメッシュなのです。
この機能美デザインにより、タイヤのグリップ力を最大限発揮させる高い剛性に加え、グリップ変化を穏やかにし安定した接地性を保つ剛性と靭性(ねばり強さ)の両立を実現。タイヤの状況をリニアに感じ取ることができ、コーナーの進入から出口までの応答性が高く、狙ったコーナリングラインを逃すことなくトレースし駆け抜けることを可能にしました。スポーツホイールの概念を覆してでもこだわった「最速」への回答がここにあります。


「POTENZA RW007」が、徹底的にこだわった最速への「8つの回答」
①応力分散と高い剛性に優れたメッシュデザイン
5本、6本スポークのようにスポークエンドとリムの接点数が少なく、スポーク同士の間隔が広いと、各接点間のリム剛性バランスが悪く不要な動きが発生します。これを改善すべく、間隔を極力詰めて20接点とし、さらには等配メッシュでは無く異なる2×5ツインスポークをダブルフェイスのように配置することで、さまざまな方向からの応力を効率良く分散しました。
②剛性重視の次世代センターサークル
一般的なリアルスポーツホイールのセンターサークルは軽量化のため深く落とし込まれますが、RW007は剛性アップを目的としあえて落とし込まず、剛性に必要な体積を十分に確保しながら緩やかに落とし込む断面を選択。常識に捉われず機能を優先した次世代デザインの象徴的なパートです。
③真逆の発想と構造からなるキャップレス仕様
単にレース用・軽量化のキャップレス仕様とは真逆に、可能な限りセンターハブ孔径を小さくすることで、僅かでも体積を増やし剛性を上げることを目的としたキャップレス設計を採用。
※GR86/BRZのレースレギュレーションサイズ16/17インチのみ対応。他サイズはオプションでRW007センターキャップの装着が可能。
④細部にも機能性を求めたスチールブッシュ
インパクトレンチなどによる度重なるタイヤ・ホイール交換が行われる過酷なレース環境下でも、ホイール取付孔テーパー面の傷付きを抑制。確実な嵌合性を確保しホィール取付力を確保しました。
※GR86/BRZのレースレギュレーションサイズ16/17インチのみ対応。
⑤軽量化と剛性アップを兼ね備えたリムフランジ
アウターリムフランジはレーシングホイールで採用される凹形状を採用、余分な肉厚を排除しつつ剛性を高めています。
⑥リム厚バランスを最適化し全体の剛性を高めたリム
インナーからアウターにかけて入力の高い部分は効果的にリム厚をコントロールし、リム全体の剛性をアップ。最も入力の高いポイントでは製造可能最大値となるリムの厚さで対応。
⑦強烈な加速Gを受け止めるアンチスリップ
シビアな使用状況下においても安定したリムフィットを約束するアンチスリップ加工を採用。POTENZA RE-71RSをはじめとしたハイグリップタイヤにより発生する強烈な加速Gをしっかりと受け止めます。
⑧レース中の接触による破損に強いゴムバルブ
レース中のクルマ同士の接触によるバルブ破損を防ぐためショートタイプゴムバルブを標準装備。強烈な遠心力による倒れこみも抑制。
※GR86/BRZのレースレギュレーションサイズ16/17インチのみ対応。


最大限にパフォーマンスを発揮すべく、車種専用設計を採用
「POTENZA RW007」は、レーシングカッパーゴールド(RCG)とフラットブラック(FB)の2色を用意。また、16インチから19インチまで14サイズをラインナップしていますが、すべて車種専用サイズとしているのも大きな特徴です。モータースポーツでの使用を念頭に置きつつ、ベストフィットのサイズを設定。クルマやタイヤの性能をしっかりと引き出せるよう開発されています。
適合車種は、マツダ ロードスター(ROADSTER Party Race Ⅲ レギュレーション適合サイズ)、トヨタ GRヤリス、トヨタ GRカローラ、トヨタ GR86(ZN8)、トヨタ 86(ZN6)、スバル BRZ(ZD8/ZC6)、トヨタ GRスープラ、日産フェアレディZ(RZ34)となっています。なお、詳細については商品サイトをご確認ください。






タイヤ・ホイールを車軸の真ん中に取り付ける
独自技術“センターフィット”をお試しください。
ブリヂストンの独自開発技術「センターフィット」は、走行中の振動が軽減され、ハンドリング、直進安定性、コーナリング性能の向上にも寄与します。
「B-SYSTEMセンタリングマシン」と呼ばれる専用機具を用いて、特殊な振動を与えながらボルトの締め付けを行うことで、均一かつ正確にタイヤの中心を車軸に装着。コクピットでタイヤ・ホイール交換を行う際には、ドライブをより快適にしてくれる独自サービスの効果を体感してみてください。
※センターフィットを施工する場合は別途料金がかかります。

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