Q
センターフィットってどんなサービスですか?
「タイヤのど真ん中に取り付ける」というセンターフィットは、一般的なタイヤの装着方法と比べどのような違いがあるのでしょうか?
A
タイヤの中心を正確に車軸へ装着するブリヂストンの独自技術です。
センターフィット・サービスは、ブリヂストンの独自開発技術です。「B-SYSTEMセンタリングマシン」を使用して特殊振動を与えながらナットを締め付け、より高い精度でタイヤを装着。これによって快適で安心なドライビングをサポートします。
ドライブがより快適に、そして楽しくなる……それがセンターフィット。
ホイールのボルト穴は、取り付ける車軸のボルトサイズよりわずかに大きく設計されています。これは脱着をスムーズに行うためですが、ボルトの周りにはわずかな隙間(アソビ)が生じ、その分だけタイヤは車軸の中心からずれてしまいます。ほんの小さなずれではあるものの、これが走行中の振動の原因になったり、取り付けのゆるみにつながることもあるのです。
ブリヂストンの独自開発技術「センターフィット・サービス」は、専用の「B-SYSTEMセンタリングマシン」をタイヤに装着し、特殊な振動を与えながらボルトを締め付けます。これによって全体が均等に締めつけられ、正確にタイヤの中心を車軸へ装着することができます。
タイヤを車軸の真ん中に取り付けると、走行中のクルマの振動が軽減され、さらにハンドリングや直進安定性、コーナリング性能の向上にも貢献。つまり、ドライブがもっと快適で楽しくなるサービスなのです。一般的な取り付け方法より、作業時間が際立って長くなることはなく、その手軽さも魅力。ぜひコクピットで体感していただければと思います。また、アライメント調整を行った際、その効果を最大限に引き出すためにも、センターフィット・サービスをおすすめします。
空気圧の自然低下が少ない窒素ガスは、安心ドライブの強い味方。
センターフィットでニュー・タイヤ&ホイールを取り付け、アライメント調整も実施……。足もとをカンペキにキメてカスタマイズに大満足しても、忘れてはいけないのが空気圧のチェックです。みなさんは、タイヤの空気圧が想像以上に低下していて驚かれた経験はありませんか? 空気はゴムを透過するので、トラブルがなくても少しずつ抜けていきます。コクピットでは定期的なタイヤの空気圧点検をおすすめしており、またTPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)を装着すれば、空気圧低下をいち早く知ることができます。
そしてもうひとつ、空気圧管理の強い味方が、チッ素ガスの充填です。
チッ素ガスは酸素に比べゴムの透過率が低いので、タイヤ内圧の自然低下が少なくなり、より長く安定した状態に保つことができます。もちろん、パンクなどのトラブルに注意が必要なのは変わりませんが、空気圧の低下が抑えられることはタイヤのコンディション維持に有効です。さらに、窒素は電子親和力が小さく、酸化によるホイールの劣化が空気を充填した場合より抑制されます。ホイールにもやさしいのが「チッ素ガス」なのです。
タイヤを美しく魅せるケミカル製品のチョイスにもこだわりたい。
タイヤの中=空気圧を気にかけることはとても大切。けれど、自分好みにカスタマイズした愛車なら、「外側」の美しさにも気を配りたいですね。「洗車が趣味」といったクルマ好きでなくても、タイヤワックスを使用されたことがある方は少なくないでしょう。サイドウォールの汚れを落とし、輝きを与えるのがタイヤワックスですが、どんな商品を使用するかにもこだわりを持ちたいところ。
ブリヂストンもタイヤワックスを用意していますが、その特徴は水性タイプであることです。一般的な油性タイプは、塗布してから時間が経つとほこりや汚れが付着しやすく、また経年劣化を早める場合があります。水性であれば、そういったデメリットなくタイヤのつや出しが可能。派手なぎらつきがない、自然な光沢で上品に仕上がります。タイヤを知り尽くしたブリヂストンが手がけたタイヤワックスを、ぜひお試しください。