スバル BRZ
POTENZA賞

オリジナルの魅力を残しつつ、街乗りからサーキットまでオールラウンドに楽しめることをコンセプトに掲げ、カスタムを進めているというスバルBRZ。足回りは幅広い走行シーンに対応できるよう「HKS HIPERMAXⅣ GT」を装着。また、強化タイプの「CUSCO スタビライザー」を前後ともに取り付けたことにより、コーナリング時の安定性を高めている。さらに「CUSCO LSD Spec-F」の組み込みも大きな効果があったようだ。タイトなコーナリングの際に片輪が浮き空転が発生するような場面があったが、LSDの取り付けにより空転を解消。サーキットでの目覚ましいタイムアップにつながったそうだ。こうしてフットワークのレベルが上がってくると、パワーアップも望みたいところ。コクピット荒井の店頭イベント開催時に、オートプロデュースBOSS 藤岡代表に相談し、「LAP ECU」にて書き換えを行った。さらに、サーキット走行のために用意したタイヤ・ホイールセットも魅力的。デザイン、強度、ローレット加工、そして価格面など総合的に勘案して選んだ「RAYS gramLIGHTS 57CR SpecD」は17インチで、装着可能ななかでできる限り太いサイズをチョイス。そして、サーキット走行時により安全に車両のパフォーマンスを引き出すため、リアルスポーツ「POTENZA RE-71RS」を組み合わせている。このほかにもドライバーズシートは「RECARO PRO RACER RMS 2700G」に交換。シートの剛性感が素晴らしく、身体のホールド性がしっかりしているので、ステアリングやペダルの操作に集中できるという。ブレーキキャリパーの交換など手を付けたい部分があり、まだまだ発展途上だとオーナーは言うが、すでに高い完成度を感じさせる魅力的なBRZだ。
スバル BRZ | |
装着ホイール | RAYS glamLIGHTS 57CR SpecD |
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装着タイヤ | POTENZA RE-71RS |