Q
REGNO GR-XⅢはどんなタイヤなの？
乗用車用プレミアムコンフォートタイヤ「REGNO GR-XⅢ」は、従来品に比べどのような点が進化したのでしょうか。
A
新しいREGNO FEELINGを実現して、ブランドの価値「GREAT BALANCE」を新たな次元へと導きました。
「REGNO GR-XⅢ」は、従来の設計手法を根本から見直したタイヤです。これまでの技術や部材を継ぎ足していく考え方ではなく、求めるタイヤを実現するために本当に必要なモノだけを残し、洗練していく設計手法により、背反する性能や構造の両立可能性を追求。REGNOならではの静粛性とハンドリング性にエッジを利かせ、「深みを増した空間品質」と「磨き抜かれた走行性能」、そして「サステナビリティ性能」を高いレベルでバランスさせました。
新たなプレミアムを実現する「ENLITEN®」を搭載した「REGNO GR-XⅢ」
「REGNO GR-XⅢ（レグノ ジーアール･クロススリー）」は、「ENLITEN®」を搭載することで「深みを増した空間品質」「磨き抜かれた走行性能」「サステナビリティ性能」といった“これからのタイヤの新しい価値”をお客様にお届けする乗用車用プレミアムブランド商品です。
1981年の登場以来、一貫して提供してきたREGNOブランドの価値である「GREAT BALANCE」。「REGNO GR-XⅢ」はその「GREAT BALANCE」を、「ENLITEN®」技術を搭載することでこれまでとは異なる次元に進化させ、”新たなREGNO FEELING”の提供を可能にしました。
「ENLITEN®」は，従来のタイヤ性能を向上させた上で、タイヤに求められる多様な性能をお客様ごと、モビリティごとにカスタマイズする商品設計基盤技術です。お客様に寄り添い、タイヤへのニーズやウォンツを叶えるだけでなく、お客様をインスパイアさせる性能にエッジを利かせ、お客様が想像もしえない新たな価値を「究極のカスタマイズ」によって生み出します。
「REGNO GR-XⅢ」においては、REGNOのコア･コンセプトである静粛性に加え、ハンドリング性にもエッジを利かせることで、”静か、やわらか、安らか、気持ちよい、滑らか”という、”REGNO史上かつてない空間品質”と“質の高い乗り味”を両立した新しいREGNO FEELINGを実現しています。
レグノサイレントテクノロジーにより深みを増した空間品質を実現
「REGNO GR-XⅢ」は、ロードノイズ/パタンノイズの大幅低減技術と音を気になりにくくするチューニング技術を採用。様々な路面に対応するノイズ抑制技術を進化させ、静粛性がさらに向上しました。
路面の凹凸を通過するときの振動音が車内に伝わるのがロードノイズ、タイヤの溝の空気が周りに発散されるときに発生するのがパタンノイズです。「REGNO GR-XⅢ」は、新ゴム「R-tech Silentゴム」を搭載し、路面からの振動を吸収することでロードノイズを低減しました。さらに「GR-tech Silent構造」「GR-tech Motionライン」によってケースラインを最適化。この静粛性と環境に配慮した構造設計で、構造に起因するロードノイズを人間が気になりにくい音質にチューニングし静粛性を高めています。
一方、シングルブランチ型消音器と突き通しサイプにより、音圧減だけでなく、音の周波数を変えて人間が気になりにくい音へのチューニングを達成した「3Dノイズ抑制グルーブ」を採用。これに加え、摩耗時もブランチ型消音器による気柱管共鳴音の低減が持続し、REGNOならではの上質な静粛性を実現する「シークレットグルーブ」によってパタンノイズを低減しました。
応答性の良いハンドリングと安定感の向上により、すっきりとした乗り味を実現
軽快なハンドリングでふらつきを低減しているのも「REGNO GR-XⅢ」の大きな魅力です。「GR-tech Motionライン」、ブリヂストン独⾃技術「ULTIMAT EYE®」により接地面積を増やし、接地圧を分散することで接地性が向上。ハンドル操作に対して車体がリニアに反応する心地よいハンドリングを実現しました。また、レーンチェンジやコーナリング時の車体のふらつきを抑制することで、穏やかながらも心地よいハンドリングと揺れの少ない快適な走行性能を実現しています。
高次元のウェット性能を実現。REGNOの証、サイドデザインにも注目
ウェットグリップ性能（路面が濡れた状態でのタイヤのグリップ力）の向上も、「REGNO GR-XⅢ」における進化の大きなトピックです。ウェット特化新ポリマーのほか、REGNO初採用の「ウェット向上剤」を使用した「GR-tech Silentゴム」の搭載。また、従来モデル同様のナノプロテック技術も採用し、シリカ分散も促進することで、静粛性/ウェット性能の大幅な向上とともに、背反する低燃費性能を両立しました。
こうして「REGNO GR-XⅢ」は、ウェットグリップ性能が「ｂ」から「a」に向上。さらなる雨の日の安心感を追求しています。
また、「REGNO GR-XⅢ」はプレミアムタイヤとしての見た目の上質さにもこだわっています。最先端の微細加工技術により、鮮やかな黒のコントラストを表現する「LUXBLACK®（ラックスブラック）」を「REGNO」のロゴだけでなくBマークにも適用し、プレミアムブランドの風格がさらに高まりました。
そして繊細な技術とバランスで成り立つ「GREAT BALANCE」の世界観を表現するのが「分銅繋ぎ」と呼ばれるデザイン。さらに緻密に進化させた分銅繋ぎ模様を採用しています。
タイヤ･ホイールを車軸の真ん中に取り付ける
独自技術“センターフィット”をお試しください。
ブリヂストンの独自開発技術「センターフィット」は、走行中の振動が軽減され、ハンドリング、直進安定性、コーナリング性能の向上にも寄与します。
「B-SYSTEMセンタリングマシン」と呼ばれる専用機具を用いて、特殊な振動を与えながらボルトの締め付けを行うことで、均一かつ正確にタイヤの中心を車軸に装着。コクピットでタイヤ･ホイール交換を行う際には、ドライブをより快適にしてくれる独自サービスの効果を体感してみてください。
※センターフィットを施工する場合は別途料金がかかります。
