2023年12月18日
洗車して大事に乗ってきたクルマの最大の敵はサビ!
今回の対象は、「三菱ランサーエボリューション9」。今や中古市場で高騰を続ける高級車!ボディはピカピカでメカニカルメンテナンスも完璧なお車ですが、どうしても錆が発生してきます。せっかく大切に乗っているのに残念なことにならいように、がっちり防錆処理を行います。
実はフレームにサビで穴が開いたりすると車検が通らなくなり、そのまま廃車なんてことも・・・さらにサビを修理すると相当な金額(100万レベル)かかったりします。そうなる前にサビを抑制していきます。
まずは内部からの発生を抑制します。
外せるパーツは取り外しボディ内部に錆止め剤をロングノズルで奥まで注入し防錆します。
ボディ内部は結露や雨水・水たまりの跳ね返り等で、意外に水が浸入します。冠水した道路もかなりやばいです。
ランエボ系はメインフレームとサブフレームの内部からサビが発生しやすいので、サービスホールの穴からフレームの中や鉄板のつなぎ目や袋になっているところを重点的に、可能な限り防錆剤を吹き込みます。
内部防錆後に表面を塩害ガードで固めます、塩害ガードは塗装タイプになるので、乾けばベタベタせずに夏場でも流れて垂れくる心配もないのできれいに仕上がります。
メンテナンスは通常店頭で取り扱いしている防錆コーティングを施せば効果が長持ちします。塩害ガードと防錆コーティングは相性がいいので、塩害ガードをされたお客様におススメです。どうやら塩害ガードにコーティング剤が浸透していくようです。
塩害ガードはマフラーには別のタイプを使うのですが、オールステンのスポーツマフラーがついているので、マスキングしての施工となります。
ここまでの作業写真は昨年春に施工した写真です。
そして今回、スタッドレスタイヤ装着時に防錆コーティングを行った写真がこちら。
しっかり塩害ガードが施工されていて、サビは抑制されているようです。この上から防錆コーティングを行いました。通常はコーティング剤が垂れてくるのですが、浸透しているようで垂れてきません、マフラーのコーティングはしずくが垂れてますが、コーティング剤が乾けば何事もなかったかのようになります。
施工内容 イチネンケミカルズ 塩害ガード水性タイプ 内部隙間用ワックスタイプ サビ転換材
シフト 防錆コーティング
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