2016年10月16日
お客様よりバッテリーがすぐに上がってしまうということでご入庫されました。
詳しくお話しを聴かせてもらうと、バッテリーは1ヶ月前ぐらいに交換しているとのこと。先週にバッテリーが上がり、その後ブースターケーブルでエンジンを始動し暫く走行して充電をしたのだが、またバッテリーが上がってしまうとの症状でした。
この症状から推測するとオルタネーターの発生電力が少ない、または発生していないような感じがするため、エンジン回転中のバッテリー電圧の測定をすると アイドリング時 約13.2Vぐらい でした。電装品の負荷を高くしてエンジン回転を上昇させると 約13.5Vぐらい と発生電圧が低い状態でした。やはりオルタネーターの不具合と判断して今回はオルタネーターの交換の作業となりました。
オルタネーターはバッテリーの下周辺にあるのでバッテリーを外して、バッテリートレーも外して、邪魔な配線配管をずらし、上からオルタネーターを抜きます。
外したオルタネーターとリビルトのオルタネーターです。
見た目にも違いが歴然となっています。
新しいリビルトオルタネーターを取り付けしたところです。
ベルト調整もしっかり行い完成になります。
発生電圧もアイドリング時で 約14.2Vぐらいになりましたのでバッテリー上がりの心配もなくなったと思います。
日ごろのメンテナンスを定期的に行うことで不具合も早めに発見することができ、無駄な修理をしなくなるため費用負担を少なくなります。
またのご来店をお待ちしております。
(古郡)