Q
「スリップサイン」はどこで確認するの?
タイヤの摩耗度合を示す「スリップサイン」はどのように確認すればいいのですか。
A
タイヤサイドの表示マークの延長上で確認することができます。
タイヤには、残り溝が溝深さの使用限度である1.6ミリになる目安として「スリップサイン」が設けられています。タイヤのサイドにある表示マークの延長上で「スリップサイン」を確認することができます。

「スリップサイン」が露出したら使用NG。タイヤのすり減り具合は要チェックです
タイヤには、残り溝が溝深さの使用限度である1.6ミリになる目安として「スリップサイン」が設けられています。摩耗したタイヤで走ると危険なため、スリップサインがタイヤの周上で1ヵ所でも露出すると、そのタイヤは使用してはいけないことが法律で定められています。
もちろんタイヤのコンディションについては、ひび割れやキズなどそのほかの劣化具合も重要ですが、摩耗度合いについてはスリップサインが基準になります。
しかし、スリップサインはあくまで「限度」を示すものです。タイヤが路面と直接接する部分であるトレッド部にある溝や切れ込みは、総称して「トレッドパタン」と呼ばれ、主に以下の3つの性能があります。
■タイヤと路面の間から水を除去する
■タイヤの駆動力、制動力の確保
■クルマの操縦安定性、タイヤの放熱性の向上
トレッド部分の溝が浅くなると上記の性能が低下します。そのため、制動距離が急激に大きくなる残り溝4mmが、夏タイヤを安全に使用できる寿命の限界といえます。定期的に残り溝を点検することも、快適な運転に欠かせませんね。

スタッドレスタイヤを冬用タイヤとして使用するには「プラットホーム」の確認も必要
さて、スタッドレスタイヤにも同様にスリップサインがありますが、これとは別に「プラットホーム」があります。溝深さが新品時の50%に減ってプラットホームがタイヤの周上で1ヵ所でも露出すると、冬用タイヤとしては使用できません。ただし、50%以上摩耗した冬用タイヤは、スリップサインの露出までは夏用タイヤとして使用できます。
このようなスリップサインやプラットフォームの確認についてはコクピットで承っていますので、気になる方はぜひご相談ください。

タイヤ・ホイールを車軸の真ん中に取り付ける
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